2026年5月に、Android Autoでバージョンアップがあり、Google Mapsなどが画面全体に広がるようになったというニュースがあったので、画面の変化などを確認するために、Android Autoを立ち上げ、車の音声ボタンを長押ししたところ、Geminiが応答したので、それに関連する機能が使えるようになっているかを確認した。
また、2026年5月のバージョンアップ内容を、ChatGPT 5.5 ThinkingとClaude Sonnet 4.6に確認したので紹介する。ただし、新機能については、2026年5月19〜20日のGoogle I/Oでさらに詳細が明らかになるとのことだが、新機能は今年中に段階的に展開される予定のようなので、本記事は、過渡期真っ只中の確認結果として記録しておく。
(注)本記事の内容は正確性を保証するものではない。
(2026年5月17日 追記)YouTube動画を追加しました。 https://youtu.be/W4LKBvPOA7w

Android AutoでのGemini応答
Android Autoを立ち上げ、Google Mapsを開いた状態で、車の音声入力ボタンを長押ししたところ、下図のようにGeminiが応答した。この状態で、目的地設定、ルート案内停止、天気予報、目的地の到着時刻の質問に正しく回答された。

次に、Wazeでも動作するかを確認したところ、下図のようにGeminiが応答し、ルート設定、ルート案内停止などが行えた。

また、Android Autoのホーム/ランチャーの画面でも、下図の通り、Geminiを呼び出すことができた。

「OK Google」でGeminiを呼び出せるかどうか確認したが、当初、Geminiが起動しなかったので、Claude Sonnet 4.6に相談したところ、「Geminiアプリがデジタルアシスタントに設定されていない」という理由がまず考えられるので、それを確認するようにと回答された。デフォルトのデジタルアシスタントの設定を確認したところ、HOME Assistantになっていた(かなりのレアケースだが)。
Googleに変更したところ、Androidスマホ単品で、「OK Google」のウェイクワードでGemini呼び出しが可能となったが、Android Autoでは動作が不安定な場合があり呼び出せないこともあった。
また、「OK Google」の設定をOFFにしたところ、「車の運転中」という項目が現れたので、これについて、ChatGPT 5.5 ThinkingとClaude Sonnet 4.6に質問した。




Androidスマホの「ハンズフリーでGeminiと話す」の設定画面で、「車の運転中」いう項目が現れました。これらの違いは分かりますか
ChatGPT 5.5 Thinkingの回答
はい。添付画像を見る限り、「端末全体のOK Google」と「運転中だけのOK Google」を分けた設定に見えます。
| 項目 | 役割 | 使われる場面 |
|---|---|---|
| 「OK Google」 | Androidスマホ全体で、声だけでGeminiを起動する設定 | 通常利用中、ホーム画面、ロック画面まわり、アプリ利用中など広い範囲 |
| 「車の運転中」 | 運転関連の場面だけで「OK Google」を有効にする設定 | Googleマップ、Waze、Android Autoの運転モード中 |
今回の2枚を比べると、1枚目は上の「OK Google」がオンなので、車用の個別項目が出ていません。
2枚目は上の「OK Google」がオフなので、代わりに「車の運転中」だけをオンにできる項目が表示された可能性が高いです。
つまり、実用上はこう考えると分かりやすいです。
普段からスマホに「OK Google」で反応してほしい
→ 上の 「OK Google」 をオン。
普段は反応してほしくないが、運転中・Android Auto中だけは声で呼び出したい
→ 上の 「OK Google」 はオフ、下の 「車の運転中」 をオン。
Googleのヘルプでも、Android AutoではGeminiまたはGoogleアシスタントを「OK Google」、画面のマイク、ハンドルの音声ボタンから起動できると説明されています。
また、「OK Google」はVoice Matchと「OK Google」がオンの場合に機能する、という説明もあります。(Google ヘルプ)
重要なのは、「車の運転中」はGeminiを使えるかどうかの本体設定というより、“運転中にOK Googleで呼び出せるか”の設定だと思われる点です。
ハンドルの音声ボタンやAndroid Auto画面のマイクからの起動は、別ルートで使える場合があります。
GoogleのAndroid Auto公式ページでも、起動ワードまたはハンドルの音声ボタンでGeminiを利用できると説明されています。(Android)
Android Autoのメニュー画面表示中でも反応するかについては、この文言だけなら「ナビ案内中だけ」とは限らず、Android Autoが車で動作している状態全体を含む可能性があります。
ただし、GoogleマップやWaze側は「運転モード/ナビ中」を強く想定しているため、実機では次の3パターンで試すのが確実です。
- Android Autoのホーム/ランチャー画面で「OK Google」
- Googleマップ表示中だがナビ開始前に「OK Google」
- ナビ開始後に「OK Google」
この3つで反応すれば、Android Autoではナビ中に限らず、かなり広い状態で使えると判断できます。
Claude Sonnet 4.6の回答
2枚の画像を比較すると、違いは明確です。
Image 1(左)
- 「OK Google」トグル → オン(青)
- 項目はこれだけ
Image 2(右)
- 「OK Google」トグル → オフ(グレー)
- 「車の運転中」という新項目が出現 → オン(青)
何を意味するか
「車の運転中」は、「OK Google」の常時起動はオフにしたまま、Android Auto / Google マップ / Waze 使用中だけ「OK Google」を有効にするという設定です。
| OK Google(常時) | 車の運転中 | |
|---|---|---|
| 有効範囲 | 常にどこでも | 運転アプリ起動中のみ |
| バッテリー消費 | 多い | 少ない |
| プライバシー | 常時マイク待機 | 限定的 |
ブログ的な注目ポイント
この「車の運転中」設定は比較的新しいUIで、常時ホットワード検出を嫌うユーザーへの配慮と読めます。
Android Autoユーザーには実用的な選択肢で、Pixel 8a + Ottocastの構成でも有効に機能するはずです。
記事のAndroid Auto設定まとめに追記できそうなネタですね。
ChatGPT 5.5 Thinkingの提案通り、「車の運転中」をONにした状態で、3パターンを試したところ、全ての場合において、Geminiが応答した。また、Androidスマホ単体では「OK Google」でGeminiは起動しなかったので、普段は反応しないが、Android Autoが車で動作している状態でのみ、「OK Google」が有効であることが分かった。
1. Android Autoのホーム/ランチャー画面で「OK Google」
2. Googleマップ表示中だがナビ開始前に「OK Google」
3. ナビ開始後に「OK Google」
2026年5月のバージョンアップ内容
ChatGPT 5.5 Thinkingの回答
2026年5月のAndroid Autoのバージョンアップは、単なる不具合修正ではなく、2026年後半にかけて順次入る大型刷新の発表と考えるのが正確です。
Googleは2026年5月12日に「次世代の車内Android体験」として、Android AutoとGoogle built-in搭載車向けの新機能を発表しています。(blog.google)
主な変更点
| 分野 | 内容 | 注意点 |
|---|---|---|
| 画面デザイン | Material 3 Expressive風の新UI、壁紙・フォント・アニメーションの刷新 | すぐ全員に出るとは限らない |
| 画面サイズ対応 | 横長、円形、変形ディスプレイにも合わせる「edge-to-edge」表示 | 車側の対応状況に左右される |
| ウィジェット | 連絡先、天気、ガレージドア、スマートホーム操作などを表示 | 走行中でも見やすい情報表示が中心 |
| Google Maps | 3D建物、立体交差、地形、車線、信号、標識などを強調するImmersive Navigation | 地域・車種・Google Maps側の展開次第 |
| 動画再生 | 駐車中にYouTubeなどの動画をフルHD 60fpsで再生可能に | 走行開始時は音声のみへ切替、対応車種限定 |
| 音響 | Dolby Atmos対応 | 対応アプリ・対応車種が必要 |
| Gemini | Android AutoでGeminiがより広く利用可能に。 Magic Cueや文脈理解も予定 | Gemini Intelligence対応スマホ・地域・言語に左右される |
Googleの説明では、Android Autoは「フル刷新」「ウィジェット」「edge-to-edge Google Maps」に対応し、超横長や円形などの特殊な車載画面にも合わせやすくなるとされています。
さらに、Google MapsのImmersive Navigationでは、3D表示や車線・信号・標識などの情報を強調して、曲がり角や合流を分かりやすくする方向です。(blog.google)
動画機能も大きな変更です。
Android Autoでは初めて、駐車中にYouTubeなどの動画をフルHD 60fpsで見られるようになり、走り出すと対応アプリでは音声のみへ安全に切り替わる仕組みです。
対応ブランドとして、BMW、Ford、Genesis、Hyundai、Kia、Mahindra、Mercedes-Benz、Renault、Škoda、Tata、Volvoなどが挙げられています。(blog.google)
Geminiについては、Android Autoで「広く利用可能」とされ、さらにGemini Intelligence対応スマホでは、年内にAndroid Auto上でも文脈を理解した支援が使える予定です。
たとえば、メッセージで住所を聞かれたときに、メール・カレンダー・メッセージ内の情報から返信候補を出す「Magic Cue」や、DoorDashでの注文のようなタスク支援が例示されています。(blog.google)
ただし、今すぐ全機能が使えるわけではありません
ここが重要です。
Google Play上のAndroid Autoアプリ自体は2026年5月12日に更新されていますが、「新機能」欄は Bug fixes and other improvements、つまり不具合修正と改善という表記です。(Google Play)
そのため、2026年5月時点では、アプリを更新しただけで新UI・動画・ウィジェット・Magic Cueが一斉に出るとは考えない方がよいです。
Android AutoとGoogle built-inは分けて考える必要があります
Android Autoは、スマホを車の画面に投影する仕組みです。
一方、Google built-inは車載OS側にGoogle機能が組み込まれている仕組みです。
Googleは、Google built-in搭載車ではGeminiやMapsが車両ハードウェアとより深く連携し、警告灯の意味を答えたり、荷室に物が入るかのような車種固有の質問に答えたりできると説明しています。(blog.google)
実用上の見方
日本でPixel 8aなどを使って確認する場合は、次の順で見るのが現実的です。
- Google PlayでAndroid Autoを最新版に更新
- 車に接続して、Android Autoの画面構成が変わっているか確認
- Google Mapsの表示が全画面寄り・3D寄りになっているか確認
- 音声ボタンでGeminiが起動するか確認
- ウィジェットや動画再生は、車種・地域・アカウント側の展開待ちと考える
結論として、2026年5月のAndroid Autoアップデートは「AI・大画面対応・動画・3Dナビ」へ向かう大きな方針転換です。
ただし、2026年5月16日時点では、発表済み機能と実際に日本の個別環境で使える機能は分けて確認する必要があります。
Claude Sonnet 4.6の回答
2026年5月12日(現地時間)にGoogleが発表した大型アップデートについてまとめます。
Android Auto 2026年5月 発表内容
Googleは「The Android Show: I/O Edition」において、Android Autoの大規模アップデートを発表しました。
Googleはこれを「10年の歴史で最大規模のアップデート」と位置付けており、2026年を通じて順次提供される予定です。
🎨 1. UI全面刷新(Material 3 Expressive)
Android AutoのインターフェースにMaterial 3 Expressiveデザインが適用され、フォント、ウォールペーパー、アニメーションがスマートフォンと統一された見た目になります。
ディスプレイの形状に合わせてレイアウトが自動調整される設計も取り入れられており、BMWのような幅広の横長画面、Mini CooperやPeugeotのような変形ディスプレイなど、車種ごとの特殊な画面形状にも対応します。
🗺️ 2. 没入型3Dナビゲーション(Immersive Navigation)
Googleマップには過去10年で最大のアップデートとなる「Immersive Navigation(没入型ナビゲーション)」が導入され、建物や地形を3Dで表示し、車線や一時停止標識などの詳細な道路情報をハイライトします。
🤖 3. Gemini Intelligence統合
新たに統合される「Gemini Intelligence」は、運転中の操作負担を軽減します。
新機能の「Magic Cue(マジックサジェスト)」は、届いたメッセージの文脈をAIが理解し、カレンダーやメール内の情報から適切な返信を提案し、ワンタップで送信を完了させます。
また、運転中に音声で指示を出し、アプリを通じて食事の注文をハンズフリーで完結させることも可能で、タスクの処理はAIがバックグラウンドで行い、ユーザーは到着時に料理を受け取るだけで済みます。
Google Built-in搭載車では、Geminiにダッシュボードの警告灯の意味を尋ねたり、購入予定のテレビがトランクに収まるかを確認するなど、自車に特化した質問が可能になります。
📺 4. YouTube動画再生・フルHD対応
これまでAndroid AutoはYouTubeアプリに対応していませんでしたが、ついに対応し動画を視聴できるようになります。
電気自動車充電中などの停車・駐車時に視聴可能で、走行が開始されると動画は停止されるのではなく、バックグラウンドオーディオによる音声のみの再生に切り替わります。
この動画機能は今年後半にBMW、フォード、ボルボなど11の自動車ブランドから提供が開始されます。
🔊 5. Dolby Atmos対応
音響面の進化ポイントとして、Dolby Atmosをサポートします。
対応アプリと対応車種で立体音響を利用でき、SpotifyやYouTube MusicのUIも車載向けに視覚的な最適化が行われます。
📞 6. ZoomアプリもAndroid Autoに対応
Android Auto向けZoomアプリも2026年中に提供予定です。
⚠️ 注意点
- これらの機能は今年中に段階的に展開される予定ですが、グローバルで展開されるかについての言及はありません。
- フルHD動画・Dolby Atmos・ライブ車線案内などは対応車種が限られます。
ブログ記事にするにはかなりボリュームのあるネタですね。5月19〜20日のGoogle I/Oでさらに詳細が明らかになる可能性もあります。
ウィジェットの出し方を教えてください
ChatGPT 5.5 Thinkingの回答
現時点では、Android Autoの「新しいウィジェット機能」は発表済みですが、全ユーザーがすぐ手動で出せる状態ではない可能性が高いです。
Googleは、2026年のAndroid Auto刷新で「連絡先ショートカット、ガレージドア操作、天気などのウィジェットを表示できる」と説明していますが、配信は「今年を通じて」とされています。(blog.google)
まず試すべき表示方法
1. Android Autoのダッシュボード画面に戻す
車にAndroid Autoを接続した状態で、
- Android Auto画面のアプリランチャーをタップ
- ダッシュボードアイコンをタップ
- 地図+メディア操作などの分割表示になるか確認
Google公式ヘルプでは、アプリランチャーからダッシュボードに戻れると説明されています。(グーグルヘルプ)
これは、今すぐ使える「ダッシュボード表示」で、2026年新機能の“本格的なウィジェット追加”とは別です。
2. 「アプリのクイック コントロール」をオンにする
スマホ側で次を確認してください。
Pixel 8aの場合の例
- スマホの 設定 を開く
- 検索欄で Android Auto と入力
- Android Auto 設定を開く
- アプリのクイック コントロールを表示 をオン
この設定をオンにすると、全画面アプリ使用中でも、メディア操作やナビ案内を表示できるようになります。(グーグルヘルプ)
3. 「ウィジェットを追加」メニューが出るか確認
2026年新機能があなたの環境に配信されている場合は、Android Auto設定内や車側のダッシュボード周辺に、次のような項目が出る可能性があります。
- ウィジェット
- ダッシュボードをカスタマイズ
- ウィジェットを追加
- ホーム画面をカスタマイズ
ただし、2026年5月時点では、Googleの公式ヘルプにはまだ通常の操作手順として「ウィジェットを追加する」手順は掲載されていません。
9to5Googleも、ウィジェット対応は「coming soon」としており、正式な配信時期は明示されていないと報じています。(9to5Google)
出ない場合の結論
あなたのPixel 8aや車のAndroid Auto画面に、「ウィジェット」「追加」「カスタマイズ」系の項目が見当たらない場合は、まだ配信されていないと考えるのが自然です。
現時点で確認すべき順番はこれです。
- Google PlayでAndroid Autoを最新版に更新
- スマホを再起動
- 車に接続
- Android Auto設定で「アプリのクイック コントロールを表示」をオン
- アプリランチャーからダッシュボードに戻す
- それでも「ウィジェット追加」がなければ配信待ち
非公式には、Activity Launcherで隠し項目を呼び出す方法が紹介されていますが、これは正式な使い方ではなく、動作が不安定になる可能性があるため通常利用ではおすすめしません。(androidsage.com)
「画面デザイン」や「画面サイズ対応」の変更について、どの部分を見ればバージョンアップしていると分かりますか。また、設定項目が追加されているなどの変化はありますか
結論からいうと、「設定画面に新項目が増えたか」よりも、車の画面で地図・タスクバー・アプリ一覧の出方が変わったかを見る方が確実です。
2026年5月発表のAndroid Auto刷新は、Googleが「今年を通じて順次提供」と説明しているため、アプリが最新版でも全機能がすぐ見えるとは限りません。(blog.google)
ここを見れば分かりやすいです
| 確認場所 | バージョンアップ後に見える可能性がある変化 | 見えなければ | 実機確認結果 |
|---|---|---|---|
| Googleマップ表示 | 地図が画面の端まで広がる。従来より「枠の中にAndroid Autoが入っている」感じが減る | まだ未配信、または車側画面が非対応の可能性 | もともと車のナビ画面が長方形なので、マップ画面が広がったかは明確に確認できない |
| ダッシュボード | 音楽操作、通知、ウィジェット類が地図の上に重なるように見える | 従来の分割画面のまま | ナビ、音楽操作は分割画面で表示されるので従来のまま |
| アプリ一覧 | アプリ一覧が画面全体を完全に覆うのではなく、地図の上にスライド表示されるような見え方 | 従来UIの可能性 | アプリ一覧は地図の上にスライド表示されていないので従来のまま |
| タスクバー | 下または横の固定バーではなく、画面サイズに応じた「浮いたバー」のように見える | 従来UIの可能性 | 「浮いたバー」の表示は出ていないので従来のまま |
| 文字・背景 | スマホ側の壁紙・色・フォントの雰囲気が車画面にも反映される | Material 3 Expressive未反映の可能性 | スマホ側の壁紙と同様の画像が、Android Autoのホーム/ランチャー画面に表示されているので、この変更は反映されている |
| ナビ画面 | 3D建物、立体交差、地形、車線、信号、標識などが強調される | Google Maps側のImmersive Navigation未配信の可能性 | 未確認 |
(参考)下記の2つの画像を比べると、Androidスマホの壁紙と同様の画像が、Android Autoのホーム/ランチャー画面にも表示されていることが確認できた。


Google公式は、今回のAndroid Auto刷新について、edge-to-edge Google Maps、どんな車載画面にも合う表示、Material 3 Expressiveのフォント・アニメーション・壁紙、ウィジェット、Google Mapsの3D表示強化を挙げています。(blog.google)
「画面デザイン」の変更で見るところ
一番分かりやすいのは、Android Auto画面の背景・文字・動きです。
従来よりも、
- 文字が少し太く、スマホのAndroidらしい雰囲気になる
- アニメーションが滑らかになる
- 壁紙や色味がスマホ側と近くなる
- 画面内の部品が「箱」よりも「重なり表示」に見える
という変化が出ます。Googleは、Android AutoにMaterial 3 Expressiveを持ち込み、表現力のあるフォント、滑らかなアニメーション、壁紙を反映すると説明しています。(blog.google)
9to5Googleの記事では、アプリ列が従来のように画面の一部として固定されるのではなく、画面サイズに応じて横または下に出る浮いたバーのようになること、ダッシュボード要素がGoogle Mapsの上に重なること、アプリドロワーも画面全体を完全に置き換えるのではなくスライド表示される方向だと説明されています。(9to5Google)
「画面サイズ対応」の変更で見るところ
これは、車の画面の端・余白・黒帯を見るのが一番です。
特に次のような画面で違いが出やすいです。
- 横長ディスプレイ
- 円形ディスプレイ
- 台形・湾曲・特殊形状のディスプレイ
- Android Autoが画面の一部にしか表示されていなかった車
The Vergeは、従来の投影型システムでは、広い画面の中に標準的な長方形UIを入れるため、周囲に未使用領域が出ることがあったと説明しています。
今回の新しい“full bleed”デザインでは、Google Mapsなどが画面全体の形状に合わせて広がる方向です。(The Verge)
ただし、一般的な7〜9インチ程度の普通の横長画面では、変化が分かりにくい可能性があります。
逆に、今までAndroid Autoの左右や上下に余白があった車では、地図が端まで広がるかが大きな判定ポイントです。
設定項目は追加されるのか
現時点で確実に確認すべき既存項目は、スマホ側のAndroid Auto設定にある次の項目です。
| 設定項目 | 意味 |
|---|---|
| ランチャーのカスタマイズ | Android Autoのアプリ一覧に出すアプリや順番を変更 |
| アプリのクイック コントロールを表示 | 全画面アプリ中にメディア操作やナビ案内を表示 |
| タスクバーウィジェット / クイックコントロール系 | 環境によって表記が異なる可能性あり |
GoogleのAndroid Autoヘルプでは、アプリランチャー、マイク、最近使ったアプリ、ステータス領域が説明されており、全画面アプリ中にメディア操作やナビ案内を見るには、スマホ側のAndroid Auto設定でShow quick controls for appsを有効にすると案内されています。(グーグルヘルプ)
また、GoogleのDesign for Driving資料では、スマホの設定アプリから Connected Devices > Connection Preferences > Android Auto に進むか、設定内検索でAndroid Autoを開き、Customize launcher でアプリの表示・順番を変えられると説明されています。(Android Partners)

(参考)実機確認結果
上図のようにAndroidスマホのAndroid Auto設定画面に設定項目が表示されており、「ランチャーのカスタマイズ」(表示するアプリ選択、表示順序)は行えるが、「タスクバーウィジェット / クイックコントロール」は、まだ、Android Autoの画面に反映されているかは確認できていない。
2026年新機能として追加されそうな項目
今後、配信が進むと、次のような項目が出る可能性があります。
- ウィジェット
- ダッシュボードのカスタマイズ
- ホーム画面のカスタマイズ
- 連絡先ショートカット追加
- 天気・Google Home・ガレージドア系ウィジェット追加
ただし、Google公式ヘルプ上では、2026年5月16日時点で「新ウィジェットを追加する正式手順」はまだ通常項目として確認しにくい状態です。
Google公式発表では、連絡先ショートカット、ガレージドア操作、天気概要などのウィジェットを例示していますが、提供は順次です。(blog.google)
実機での確認手順
Pixel 8aなら、まずスマホ側で確認します。
- 設定を開く
- 検索欄で Android Auto と入力
- Android Auto設定を開く
- ランチャーのカスタマイズがあるか確認
- アプリのクイック コントロールを表示を確認
- ウィジェットやホーム画面のカスタマイズ系の新項目があるか確認
- 車に接続して、Google Mapsが画面端まで広がるか確認
- アプリ一覧を開き、地図の上に重なるような表示か確認
- ナビ中に音楽操作・通知・ウィジェットが地図上に重なるか確認
判定の目安
バージョンアップ済みと見てよい状態は、次のうち複数が確認できた場合です。
- Google Mapsが画面いっぱいに広がる
- アプリ一覧や通知が地図の上に重なる
- タスクバーが画面サイズに合わせて自然に配置される
- フォント・壁紙・色味がスマホ側に近くなる
- ウィジェット追加・表示の項目が出る
- ナビ画面に3D建物、立体交差、車線、信号などの表示強化が見える
一方、設定項目が従来どおりで、画面も従来の分割表示のままなら、まだ2026年5月発表の新UIはあなたの環境には配信されていないと考えるのが自然です。
