下記の記事で、ChatGPTの「GitHubコネクター」+ VS Code + PlatformIO の組み合わせでできることを紹介したが、GitHubコネクターについて追加調査を行なったので紹介する。本記事の内容は、下記の記事の内容と一部重複する部分があるが、内容をより明確にするために本記事でも紹介する。
(注)本記事の内容は正確性を保証するものではない。
ChatGPTの設定画面で、「コネクター」のGitHubを「接続する」にしたら、添付画像(下図の画像)が表示されました。このコネクターは、Codexを使うためのものですか。

GPT-5 の回答
いい質問です 👍
添付いただいた画面は 「ChatGPT Codex Connector」 を GitHub アカウントに接続する際の認可画面です。
このコネクターの役割
- Codex専用ではありません。
名前に「Codex」と入っていますが、実際は ChatGPTとGitHubをつなぐためのコネクター です。
ChatGPT(GPT-4 や GPT-5 などのモデル)が、GitHubのリポジトリやPull Request、Issueなどの情報にアクセスできるようにするものです。
許可される内容(画像に書かれている範囲)
- GitHubアカウントの本人確認(ユーザー名の確認)
- どのリポジトリにアクセスできるかの確認
- 必要に応じて、リポジトリに対して「あなたの代理で」操作(例: PRの閲覧やコメント投稿)
誤解しやすいポイント
- 「Codex」という名前ですが、古いブランド名が残っているだけです。
もともとOpenAIは「Codex」というモデルをGitHub Copilotなどに提供していました。その流れで「ChatGPT Codex Connector」という名前になっています。 - いまは ChatGPT(GPT-4やGPT-5)をGitHubと連携させるためのコネクター と理解すれば大丈夫です。
まとめ
- このコネクターは Codex専用ではなく、GitHubとの接続用。
- 接続すると、ChatGPTからリポジトリを参照したり、コードレビューやCIの結果をやりとりできるようになります。
- 「Codex」という名前は歴史的な名残です。
👉 よろしければ、このコネクターを使って「ChatGPT × GitHub」で何をやりたいのか教えていただけますか?(例: コードレビュー、PRの自動要約、CI結果チェックなど) それに合わせて、具体的な使い方をご説明できます。
ChatGPTの「GitHubコネクター」+ VS Code + PlatformIO を組み合わせた環境を構築し、コネクターを有効にして、ChatGPTがGitHub上のリポジトリ内容を直接読み取って解析・提案できるようにしたいのですが、コネクターを有効にするとcodexを使うということになり、APIの料金が発生するのではないかと心配しています。
GPT-5 の回答
結論から:
GitHubコネクターを有効にしても “Codex のAPI課金” は発生しません。
(ChatGPTの設定→コネクターでGitHubをつなぐのは、ChatGPTがGitHubのリポジトリを読めるようにするためのOAuth連携で、ChatGPT内の機能です。コネクター自体はAPIキー課金の仕組みではありません。)(OpenAI Help Center)
料金まわりの整理(混同しやすいポイント)
- A. ChatGPT内の機能(Web/デスクトップ/公式VS Code拡張)+GitHubコネクター
- あなたのChatGPTプランの範囲で動作。追加のOpenAI API課金はありません。
- コネクターは「GitHubからリポジトリ内容を取得してChatGPTのコンテキストに渡す」ための連携です。(OpenAI Help Center)
- B. OpenAI APIを “自分のAPIキー” で使う拡張・スクリプト
- 例:VS Codeの一部サードパーティ拡張でAPIキーを設定するタイプ → API料金が発生(使ったトークン分)。(OpenAI Platform)
- C. GitHub側の費用
- コネクターの接続自体でGitHubの従量費用は通常発生しません(ただし、あなたが別途GitHub Actions等を走らせればそれはGitHubの課金対象)。
あなたの目的に合う構成(VS Code+PlatformIO+GitHubコネクター)
- GitHubコネクターを接続(ChatGPT設定 → Connected apps / Connectors → GitHub)
これでChatGPTがプライベート含む対象リポジトリを直接読み取り・要約・引用できます。(OpenAI Help Center) - VS Codeに公式「Work with Apps」拡張を導入
openai-chatgpt.vsix
をインストール → VS CodeとChatGPTを連携。エディタで開いているファイルやワークスペースをChatGPTが参照可能になります。(OpenAI Help Center)
(補足)
「openai-chatgpt.vsix」をコマンドラインでインストールする代わりに、vscodeで、拡張機能「ChatGPT – Work with Code on macOS」を導入してもよい(同じ処理が行われるとのこと)。
- PlatformIOプロジェクトを開く
- 通常どおり
pio
/platformio.ini
のあるワークスペースを開く。 - 以後、ChatGPTに「このワークスペース」と「GitHub上のリポジトリ」の両方を参照させて、
- 依存関係の解析
- ボード設定/ビルドエラーの原因特定
- PRレビューや差分の要約
を会話で依頼できます(GitHubコネクターはリポジトリ、VS Code拡張はローカルの編集中ファイルを提供)。(OpenAI Help Center)
- 通常どおり
権限と安全のコツ
- 最小権限で接続(必要なリポジトリだけ、Orgの場合は管理者承認フロー)。後からSettings→Connected appsで解除・見直しできます。(OpenAI Help Center)
- ChatGPTの回答に、GitHub上の引用スニペットが付くので、どのファイルから参照したかを追跡できます。(OpenAI Help Center)
まとめ
- コネクター=GitHubを読むための連携であって、APIキー課金は関係なし。
- 課金が発生するのは “あなたのAPIキー” を使うツールを使った場合のみ。(OpenAI Platform)
- VS Code+PlatformIO+GitHubコネクターで、リポジトリに直接根拠を取りながら解析・提案をさせられます。(OpenAI Help Center)
必要なら、あなたのリポジトリ構成(公開/非公開、Orgか個人か)に合わせて最小権限の付け方と具体的な運用フロー(例:PR作成→ChatGPTにレビュー依頼→PlatformIOビルドログ添付→修正提案を適用)を作ります。
GitHubのコネクターを有効にする際、必要なリポジトリ(非公開)にだけ、接続できるのですか。特に制限しなければ、デフォルトで、すべてのリポジトリ(公開、非公開)に接続できるということですか。
GPT-5 の回答
はい、その理解でほぼ正しいです。GitHubコネクターの認可フロー(OAuth認可画面)では、どのリポジトリにアクセスを許可するかを選択できます。
🔑 接続範囲の仕組み
- すべてのリポジトリにアクセス
- デフォルトの選択肢のひとつ。これを許可すると、あなたのアカウントが持つ 公開・非公開を含むすべてのリポジトリ をChatGPTが参照できるようになります。
- 特定のリポジトリだけにアクセス
- 認可画面で「Only select repositories」を選ぶと、指定したリポジトリだけが対象になります。
- この場合、それ以外のリポジトリにはChatGPTからアクセスできません。
🛠 実際のおすすめ運用
- 非公開リポジトリを守りたい場合は、かならず「特定のリポジトリのみ」を選ぶのがおすすめです。
- あとからでもGitHubの Settings → Applications → Authorized OAuth Apps で、コネクターに付与した権限を見直したり、対象リポジトリを変更したりできます。
- 組織(Org)リポジトリを接続する場合、Org管理者の承認が必要になることがあります。
✅ まとめ
- デフォルトで「全リポジトリ」にアクセス権を与える選択肢があります。
- ただし、認可時に「特定リポジトリのみ」を選択すれば、必要な非公開リポジトリだけに限定可能です。
- いつでもGitHub側の設定から解除・変更が可能です。
具体的な運用フロー(例:PR作成→ChatGPTにレビュー依頼→PlatformIOビルドログ添付→修正提案を適用)について教えてください。PRを別のユーザーではなく、GPT-5に依頼することができるのですか。
GPT-5 の回答
いい質問です 👍
「ChatGPT(GPT-5)」を GitHubのコラボレーター(人間ユーザーのようにPRを作成・マージする権限を持つアカウント) として直接追加することはできません。
コネクターを通じてできるのは、あなたのリポジトリをChatGPTに“読ませて解析”し、提案や修正パッチを返すことです。実際のPR作成やマージ操作は、あなた(またはチームの人間)が行います。
🔄 運用フロー例(VS Code + PlatformIO + GitHubコネクター)
以下は実際の利用イメージです:
1. ブランチを作成
- VS Code / PlatformIOで開発中のコードを編集し、
feature/fix-bug-xyz
のようなブランチを切る。
2. PRを作成
- 通常どおりGitHub上でPRを作成。
(例:main
にマージしたい変更をPRにまとめる)
3. ChatGPTにレビュー依頼
- ChatGPTのGitHubコネクターを有効にしていると、会話の中で
このPR #123 をレビューして。バグ修正の意図が正しく反映されているか確認して。
のように依頼できます。 - ChatGPTはPRの差分(diff)を直接読み取り、レビューコメントや改善提案を返してくれます。
4. PlatformIOビルドログを添付
- ローカルで 「pio run」を実行し、出力ログをコピー → ChatGPTに貼り付けます。
- ChatGPTはログを解析して、「どのライブラリが不足しているか」「
platformio.ini
の設定をどう直せば良いか」などを提案可能。
5. 修正提案を適用
- ChatGPTが生成した修正コードや 「platformio.ini」の変更を VS Code 上で適用。
- 必要に応じて ChatGPTに「この修正を新しいコミットにまとめてPRに反映するには?」と聞けば、「gir add / commit / push」コマンド例を提示してくれます。
6. 再レビュー → マージ
- 修正をpushすればPRに反映されます。
- ChatGPTにもう一度レビューを依頼し、問題なければあなた自身がPRをマージします。
❓「PRをGPT-5に依頼できるか?」について
- できないこと: ChatGPTがGitHub上で勝手にPRを作ったりマージすること。
- できること: あなたが作成したPRやコードをChatGPTが解析し、レビューコメントや修正提案を出すこと。
- たとえば「PR #45 の差分をレビュー」「このブランチのコードを改善」など。
💡補足
もし「ChatGPTが自動でPRを作って欲しい」場合は:
- 別途 GitHub ActionsやBotアカウントを用意して、ChatGPT APIと連携するワークフローを組む必要があります。
- その場合は「API課金」が発生します(ChatGPTアプリのコネクター経由ではなくなる)。
✅ まとめ
- GitHubコネクターは「リポジトリをChatGPTが読んで解析」する機能で、直接PRを作成/マージはできない。
- 実務フローは「あなたがPRを作成 → ChatGPTにレビュー・修正提案を依頼 → 修正を取り込む → あなたがマージ」。
- 自動PR生成を望む場合は、API+GitHub ActionsなどのBot連携を設計する必要がある。
ご希望は「自動PR作成」も含めた 半自動CI/CDっぽい流れですか? それともまずは「人間がPRを作成 → ChatGPTにレビューを任せる」形を考えていますか?
GitHubコネクターを有効にしてもAPI課金は発生しないことが確認できた。
また、変更したい内容をまとめてPRを作成すればGPT-5にレビュー等を依頼できることも再確認できた。PRを作成したことがないので今後の試行課題。
以降、GitHubコネクターを有効にする際の表示画面(抜粋)を紹介する。
ChatGPTの設定で、コネクターとしてGitHubを選択し「接続する」をクリックすると、下記の画面となる。

GitHubへのアクセスを許可する画面

アクセスを許可するリポジトリを選択する画面
