CodexのGitHub利用とGPT-5(コネクター経由)のGitHub利用の違い

ChatGPTのAIをGitHubと連携させて使う場合、CodexでGitHubと連携する環境を作る場合や、GPT-5でコネクター経由でGitHubを使う場合がある。本記事では、これらの利用方法の違い、使い分け要領を調べた。

(注)本記事の内容は正確性を保証するものではない。

CodexとGitHubの連携環境を構築する手順については下記記事を参照

添付画像(下記画像)で、1つはCodexの画面でGitHubと連携した環境の画面、もう1つはChatGPT 5 Thinkingのエージェントモードでコネクターを使ってGitHubの特定のリポジトリを情報源として追加した場合の画面です。
2つの環境はどのように違うのですか。使い分け方を教えてください。

GitHubリポジトリを連携させたCodexの画面
ChatGPT 5 ThinkingのエージェントモードでGitHubリポジトリを情報源として追加した場合の画面

GitHubのコネクターが使えるようになるまでには少し時間がかかる点に注意。
使えるようになる前は下記の画面・メッセージが表示される。

1. リポジトリを指定しようとしても
「インデックス未作成」と表示され選択できない
2. 「インデックス未作成」をクリックし、
インデックス作成を指示
3. インデックス作成中とのこと
4. インデックスが作成されリポジトリが選択できた状態

GPT 5 Thinking の回答

2つの環境の違い

観点Codex
(コーディング用ワークベンチ)
ChatGPT 5 Thinking:エージェントモード+GitHubコネクタ
主目的コードの生成・編集・実行・PR作成までを一気通貫で行うリポジトリを情報源として参照し、説明・要約・設計レビューなどの思考支援
GitHub連携GitHub App/OAuthで読書き(ブランチ作成、コミット、PR、Issue操作など)コネクタ経由で基本は読み取り中心(特定ファイルの内容や履歴を読んで回答に活用)
実行環境Codex側の実行サンドボックス/ローカル連携(コマンド実行、テスト、ビルド)実行はしない(コードは書くが、実行・テスト・PRは手動またはCodex側へ移送)
作業単位「タスク」を作成し、リポジトリとブランチを指定して変更を適用その場のやり取りで調査・設計・レビューを反復し、必要なら結果をコピーして適用
バージョン選択(画像の「1個のバージョン」)同一タスクの候補案数(1〜4)を並行生成して比較・採用なし(通常は1回答。必要なら「別案も」と依頼)
向いている作業リファクタ、バグ修正、コード追加、テスト修正、PR作成まで仕様整理、設計案比較、コード解説、ドキュメント化、レビューポイント列挙
リスク/権限リポジトリへ書き込みが発生。セキュアモード等の制御あり読み取り中心なので安全。誤操作での直接コミットは基本発生しない

まとめ:
「実際にリポジトリを変える」なら Codex、
「考える・調べる・要約する」なら エージェントモード+GitHubコネクタ が最短です。

使い分けの実践ガイド

  1. 小さな修正/即PRまで持っていきたい
  • Codex を開く → 対象リポジトリ&ブランチ選択 →(必要なら)「2〜3個のバージョン」で比較 → 気に入った案を適用→テスト→コミット→PR
  • ポイント:案数を増やすほどトークン消費は増えます。微修正は「1個」で十分。
  1. 設計レビュー/調査/コード読解を先に固めたい
  • エージェントモード+GitHubコネクタで「このファイルの設計意図を要約」「Xの箇所のバグ原因候補を列挙」「移行計画のWBSを作成」など思考出力を得る。
  • 固まったら、Codexにタスクとして渡して実装へ。
  1. 広範囲のリファクタや分岐の多い実装方針を比較したい
  • まずエージェントモードで方針A/B/Cの比較表・影響面・移行手順を作らせる。
  • 方針決定後、Codexで複数バージョン生成(2〜4)→最良案を適用。
  1. 安全第一で始めたい(書き込みは怖い)
  • まずはエージェントモード(読み取り中心)で検討→フォークやドラフトPRをCodexに作らせる流れに。

典型ワークフロー例

  • バグ修正
    1. エージェント:ログと該当ファイルから原因仮説を3つ →
    2. Codex:修正パッチを「2個のバージョン」で生成 →
    3. テスト→コミット→PR作成。
  • README整備や設計ドキュメント
    1. エージェント:コードを読み要約・章立て作成 →
    2. Codex:docs/ に追加し、リンクをREADMEへ差し込み→PR。
  • 大規模リファクタ
    1. エージェント:影響範囲、段階移行プラン、リスクを整理 →
    2. Codex:ステップ1の変更だけを適用(小さく切ってPRを連続作成)。

よくある疑問

  • 「エージェントモードでもPRは作れる?」
    → 基本は参照(読み取り)用途です。PRまで自動化したいならCodexを使うのが前提。
  • 「Codexの‘バージョン’はGitのバージョン?」
    → いいえ。同一依頼に対する候補案の数です(複数案を横比較するためのスロット)。
  • 「誤コミットが心配」
    Codexではレビュー画面で差分確認→承認してから適用・コミットできます。心配ならまず別ブランチフォークを指定。

Codex側のタスク雛形とエージェント側の質問テンプレも用意してください

了解です。コピペしてすぐ使える形で、Codex側の「タスク雛形」と、エージェント側の「質問テンプレ」を用意しました。
{{こういうカギ括弧}}は差し替えポイントです。最小セット→標準→拡張の順に網羅度が上がります。)

GPT 5 Thinking の回答

Codex用:タスク雛形

1) 最小(小修正やホットフィックス向け)

# タイトル
{{短い要約}}(例:UART初期化のNULLチェック追加)

# 目的
{{なぜ必要か / 期待する改善}}

# 対象
リポジトリ: {{owner/repo}}(例:pineroom/qzss-dcx-esp32c6)
ベースブランチ: {{main|develop}}
作業ブランチ: {{fix/xxx}}(なければ作成)

# 変更範囲
ファイル: {{path/to/file}}
関数/箇所: {{symbol or Lxx-Lyy}}

# 受け入れ条件(必須)
- {{テスト or 実行手順}}が再現し、{{期待結果}}になる
- 既存のテストはすべて緑
- diffは最小限で副作用なし

# テスト手順
1) {{コマンド/手順}}
2) 期待結果: {{...}}

# 出力
- PR(タイトル:{{...}}、本文に背景/再現/修正方針/テスト結果/リスク)

2) 標準(機能追加・小規模リファクタ)

# タイトル
{{機能 or リファクタ名}}(例:SHT40の例外耐性を強化)

# 背景/問題
{{現状・課題・ユーザー影響・ログの要点}}

# ゴール
{{成功状態の定義}}(例:センサ取得失敗時でも周期処理が止まらない)

# スコープ
含む: {{実装・テスト・ドキュメント}}
含まない: {{今回扱わないもの}}

# 受け入れ条件(必須)
- {{ユニット/結合/手動}}テスト観点がすべて満たされる
- 既存機能の回帰なし
- ログ/エラー文言が一貫
- ドキュメント更新済み(README/CHANGELOGなど)

# 設計メモ(簡潔)
- アプローチ: {{A/Bの中でAを採用}}、理由: {{...}}
- 代替案: {{...}}(却下理由)

# 実装ステップ
1) ブランチ作成 → 下書きPR
2) {{ファイル/関数}}を修正
3) テスト追加/更新
4) ビルド/実行/計測
5) ドキュメント更新
6) PR本文に結果/スクショ/ログ添付

# テスト
- 再現: {{手順}}
- 確認: {{期待値、閾値}}
- 失敗時のログ例: {{...}}

# リスクとロールバック
- リスク: {{...}}
- 早期検知方法: {{メトリクス/ログ}}
- ロールバック手順: {{revertまたはfeature flag off}}

# 出力
- PR(テンプレ↓を本文に使用)

PR本文テンプレ(本文コピペ用)

## 背景
{{課題・影響・再現}}

## 変更概要
- {{主な変更1}}
- {{主な変更2}}

## テスト
- 手順: {{...}}
- 結果: {{ログ/スクショ/数値}}

## 互換性/リスク
- 破壊的変更: なし/あり(詳細)
- 既知の制限: {{...}}
- ロールバック: {{手順}}

## その他
- 関連Issue/議論: #{{id}}

3) 拡張(中〜大規模:設計比較・段階導入)

# タイトル
{{大きめのテーマ}}(例:ドライバ層の抽象化とセンサー差し替え)

# 目的/KPI
- 可読性/結合度/テスタビリティの改善
- KPI: {{ビルド時間/フットプリント/失敗率/カバレッジ%}}

# 方針比較(A/B/C)
- A: {{概要・メリデメ・移行コスト}}
- B: {{...}}
- 採用: {{A/B/C}}、理由: {{...}}

# スコープ分割(段階導入)
- Phase1: {{土台整備}} → PR1(安全)
- Phase2: {{機能移行}} → PR2(影響中)
- Phase3: {{清掃/最適化}} → PR3(最終)

# 設計詳細
- API/IF: {{関数シグネチャ/構造体}}
- 依存関係: {{どこから呼ばれるか}}
- エラーハンドリング/ログ方針: {{...}}

# 非機能要件
- パフォーマンス: {{閾値}}
- メモリ/フラッシュ: {{上限}}
- 可観測性: {{メトリクス/ログキー}}

# 検証計画
- 自動: {{ユニット/結合/静的解析}}
- 手動: {{デバイス実機テスト手順}}
- 計測: {{スループット/レイテンシ/消費電力 など}}

# 出力
- 各Phaseで独立PR(小さく安全にマージ可能)

エージェント用:質問テンプレ

A) バグ調査(最小)

目的: {{症状}}の原因特定と修正方針の候補化
対象Repo: {{owner/repo}}(例:pineroom/qzss-dcx-esp32c6)
手がかり: {{ログ/再現手順/最近のコミット or PR番号}}

やってほしいこと:
1) 症状から原因仮説を3つ列挙(根拠と該当コード位置も)
2) 最小修正案を2案(副作用/リスク比較つき)
3) 再現用コマンド/手順と期待結果の整理
出力形式: 箇条書き+該当行リンク(相対パス/行番号可)
制約: 既存APIの破壊的変更は避ける

B) 変更差分レビュー(PR/コミットの要点抽出)

目的: PR #{{番号}} の妥当性とリスク評価
観点:
- 仕様整合: 要件/期待動作とズレがないか
- 回帰リスク: 依存箇所/影響範囲
- エラーハンドリング/ログの一貫性
- テスト: カバレッジとケース抜け
- パフォーマンス/メモリ

やってほしいこと:
1) 5つの観点でGood/Concernを要点化
2) 重大度(High/Med/Low)を付与
3) 必須修正の提案パッチ(擬似コードで可)

C) 設計レビュー(方針A/B比較)

目的: {{機能/構成}}の実装方針 A/B の比較
前提: {{現状/制約/非機能要件}}

やってほしいこと:
- A/Bの構造図(テキストでOK)とデータフロー
- メリデメ(短期/長期コスト)
- 失敗モードとフェイルセーフ
- 段階導入プラン(Phase1→2→3)
- 推奨結論と採用基準(KPIで評価)

出力: 箇条書き中心、最後に「採用判断のチェックリスト」

D) パフォーマンス/リソース診断(組込み寄り)

対象: {{ボード/MCU/センサー}}、ビルド設定: {{...}}

やってほしいこと:
1) ボトルネック候補(CPU/IO/ロック/割込み/ヒープ)
2) 軽量化案(データ構造/バッファ/周期/ログ抑制)
3) 測定計画(何を、どう測り、合格基準は何か)
4) 既存コードのホットスポット行を列挙

出力: 「即試す3手」「時間があれば5手」に分ける

E) ドキュメント整備(README/設置手順/トラブルシュート)

目的: {{利用者}}が10分で動かせるREADME整備

やってほしいこと:
- Quick Start(依存/セットアップ/ビルド/実行)
- よくある失敗と対処(Q&A形式で5件以上)
- 実機テストのスクショ/ログ例の配置案
- 構成図(テキスト図)とフォルダツリー

出力: PR本文に貼れるMarkdown断片

F) マイグレーション計画(API/ライブラリ更新)

目的: {{依存ライブラリ/SDK}} 更新の安全導入

やってほしいこと:
- 影響範囲と互換性切れの洗い出し
- 段階移行(flag/compat層/並走期間)
- リスク/ロールバック手順
- 完了条件(計測/モニタリング/リリースチェックリスト)

補助:使い分けの目安(1行リマインダー)

  • まず考える/比較/要約 → エージェント
  • 確定した変更を適用/テスト/PR → Codex
  • 大きめ変更は「エージェントで設計→CodexでPhaseごとに小PR」

すぐ使える例(あなたのリポジトリ名を組み込み)

Codex最小タスク例

# タイトル
SHT40読み取り失敗時のリトライ導入

# 目的
周期取得が一度の失敗で停止しないようにする

# 対象
リポジトリ: pineroom/qzss-dcx-esp32c6
ベースブランチ: main
作業ブランチ: fix/sht40-retry

# 変更範囲
src/sensors/sht40.cpp の read() 周辺

# 受け入れ条件
- テスト手順の1〜3で連続リトライが動作し、ログに WARN→INFO の順で出る
- 既存テストすべて緑、バイナリサイズ増加は+10KB以内

# テスト手順
1) センサー未接続で起動 → WARNログが1回/周期以内
2) 復帰後に取得成功 → INFOログと正しい値
3) 5分間の連続運転でフリーズなし

# 出力
- PR(背景/変更概要/テスト結果/リスク/ロールバック)

エージェント質問例(バグ調査)

目的: 「稀に温湿度が -45.0/0.0 になる」原因特定と修正方針
対象Repo: pineroom/qzss-dcx-esp32c6
手がかり: 起動1〜2分後に発生、I2Cバス共有、ログ添付あり

やってほしいこと:
1) 原因仮説を3つ(I2C衝突/初期化順/例外未処理など)と根拠のコード行
2) 最小修正案を2つ(副作用/回帰リスク評価つき)
3) 再現手順と期待結果を整理(失敗時ログ例も)  
出力は箇条書きで。

iPhoneでも、エージェントとCodexを使い分けられますか

GPT 5 Thinking の回答

はい、iPhoneでもそれぞれを用途に応じて使い分けられます。公式ヘルプによると、エージェントモードはチャットGPTのWeb版だけでなく、モバイル(iOS/Android)やデスクトップ版でも利用できます。エージェントは「複雑なオンラインタスクを推論・調査しながら実行する」ためのモードで、ウェブサイトの操作やドキュメント閲覧、外部データソースへのアクセスなどを代行してくれます。

一方で、Codexは「AIによるコーディング支援エージェント」であり、コードの追加・修正・レビューやテストの実行をクラウド環境で行うためのツールです。OpenAIの公式ブログでは、Codexが「ターミナルやIDE、Web、GitHub、そしてChatGPTのiOSアプリでも動作する」と明言されており、Plus/Pro/Business/Edu/Enterpriseプランに含まれると説明されています。

つまり、ChatGPT iOSアプリでは以下のように使い分けが可能です。

  • タスクの種類が非コーディング(Web検索、ファイルの要約、フォーム入力など)→ エージェントモードを選択します。ツールメニューから「エージェント」を選ぶだけで利用できます。
  • ソフトウェア開発関連のタスク(コードの追加・修正、バグ修正、Pull Requestの提案など)→ Codexを選択します。
    iOSアプリ内のコードボタンから新しいCodexタスクを開始し、結果を確認してレビューできます。

なお、エージェントモードとCodexはそれぞれ独立したツールで、同じチャット内でも目的に応じて切り替えられます。ただし、モバイル版では一部の接続機能やインタフェースがWeb版と異なる場合があるので、利用できる機能はアプリのツールメニューで確認してください。

iPhoneでは、長いプロンプトを入力するには実用的ではありません。
iPhoneで指示する内容としてどのようなものが適当かを、
Codexの場合と、エージェントの場合でそれぞれ提案してください

GPT 5 Thinking の回答

了解です。iPhoneでは「短指示+材料(スクショ/ログ/ファイル指定)」が基本です。
長文は避け、要点だけを伝えましょう。
下にCodex向けエージェント向けの“短くて実用的”な指示例をまとめます。

共通のコツ(iPhone向け)

  • 音声入力「句読点」も口述:「変更点。3つ。テストはそのまま。」
  • 定型文ショートカット(iOSのテキスト置換)で「m;目的:」「t;対象:」など。
  • 材料は添付:スクショ/ログ/エラーメッセージ/対象ファイル名だけ付ける。
  • Yes/Noで絞る:最後に「2案まで」「PRはドラフト」「差分最小で」など制約を一言。
  • 短い構文:「目的:」「対象:」「制約:」「出力:」の4語だけ使う(各1行)。

Codex向け(実装タスクの短指示)

すぐ使える最小テンプレ(1〜3行)

  • バグ修正
    「目的: SHT40の読み取り失敗時にリトライを入れて停止回避。
    対象: src/sensors/sht40.cppread()
    出力: 最小差分でドラフトPR、テストは現状維持。」
  • 小機能追加
    「目的: ログにI2Cリトライ回数を出す。
    対象: drivers/i2c_util.*
    制約: 既存ログ形式維持・サイズ+10KB以内。
    出力: PRと変更点3行の要約。」
  • リファクタ(安全運転)
    「目的: utils/time.cpp の重複関数を1つに統合。
    制約: 挙動不変・命名そのまま。
    出力: コミット1つ・PR本文にBefore/After行数。」
  • テストだけ追加
    「目的: sht40 の失敗時リトライのユニットテスト1件。
    対象: tests/sht40_retry_test.cpp を新規。
    出力: 失敗時ログの期待値をPR本文に。」
  • ビルド修正(CI赤対応)
    「目的: CIのesp32c6ビルドエラー解消。
    材料: (スクショ/ログ添付)
    出力: 原因1行+パッチ、ドラフトPR。」

超短縮コマンド風(10〜15語目安)

  • sht40.cpp リトライ実装→最小diff→ドラフトPR」
  • 「I2C例外の文言統一→既存ログ形式維持→PR」
  • 「CI赤解消。原因1行+修正1コミット」

上記回答には、「CI赤解消」等の言葉が含まれているので追加質問した。
課金が発生する可能性があるので注意。また、使用するストレージの制限がある可能性あり。

質問:「CI」とは何ですか

<GPT 5 Thinkingの回答(抜粋)>
「CI」は Continuous Integration(継続的インテグレーション) の略です。
リポジトリに変更(プッシュ/PR)が来たとき、自動でビルド・テスト・静的解析などを走らせて、壊れていないかを常に検証する仕組みを指します。GitHubなら多くは GitHub Actions のワークフローとして動きます。

質問:「CI」は、GitHub Actionsの有料の契約をしていないと使えないのですか

<GPT 5 Thinkingの回答(抜粋)>
いいえ、GitHub Actionsは“別契約がないと使えない”ものではありません。
基本は各プランに含まれており、料金が発生するかは使い方で決まります。
公開リポジトリ:標準のGitHubホステッドランナーを使う限り、無料です。(GitHub Docs)
非公開リポジトリ:プランごとに無料分の分数(minutes)とストレージが付き、
 超えた分のみ従量課金です(毎月分数はリセット)。(GitHub Docs)
セルフホステッドランナー(自前マシンで実行):実行分は無料(ストレージ等は別途)。(GitHub Docs)
・各プランの目安(例):Free=月2,000分、Pro/Team=月3,000分、Enterprise=月50,000分
(いずれも Actions minutes・公開は無料継続)。詳しい内訳は公式の表を参照。(GitHub Docs)

要するに、「Actions自体はプランに含まれていて使える」非公開でGitHubホステッドをたくさん回すと無料枠超過で課金公開や自前ランナーなら無料という整理です。(GitHub Docs)

エージェント向け(調査・要約・方針決め)

最小テンプレ(1〜3行)

  • 原因仮説出し
    「目的: -45.0/0.0が稀に出る理由を3仮説。
    材料: (エラーログ画像/抜粋)
    出力: 該当行と根拠を箇条書き。」
  • 実装方針の比較
    「目的: SHT40の例外処理 A/B 比較。
    制約: 既存API不変。
    出力: どちら推奨か+採用条件箇条書き。」
  • PRレビュー要点だけ
    「目的: PR #123 のリスクだけ抽出。
    観点: 回帰/性能/ログ。
    出力: High/Med/Lowで3点。」
  • READMEの骨子
    「目的: 10分で動かせるREADME骨子生成。
    出力: 見出し案と手順5項目。」
  • デバッグ手順の設計
    「目的: I2C衝突の切り分け手順を3段階で。
    出力: 計測ポイントと合格基準。」

超短縮(ワンフレーズ)

  • 「このログから原因TOP3と根拠を」
  • 「A/B方針、採用基準付きで1ページ要約」
  • 「PR#123のリスクだけ3点」

“短指示”の質を上げるミニ材料(どれか1つでOK)

  • スクショ1枚(赤枠でエラー部)
  • ログ3行(最小限)
  • 対象ファイル名(パス1つ)
  • 制約ワード(「差分最小」「API不変」「ドラフトPR」)
  • 数値目標(「+10KB以内」「50ms以下」)

失敗しやすい書き方(避ける)

  • 抽象語だけ:「改善して」「いい感じに」
  • 目的不明:「とりあえず修正」
  • 材料なし:ログ/対象ファイルゼロ
  • 出力不明:「後は任せる」→「PRで」「要点3行で」などを必ず付ける

iPhone運用の時短テク

  • テキスト置換(設定→一般→キーボード→テキスト置換)
    • m;目的:t;対象:c;制約:o;出力:
  • 音声入力でテンプレ読上げ:「目的 。SHT40の… 。出力 。ドラフトPR。」
  • ショートカットで「最新スクショを直近のチャットに添付」アクションを作る

GPT 5 Thinkingに追加質問したところ、上記ショートカット作成は、iOSの制約上できない旨回答され、代わりの下記2案が回答された。

代わりに共有シートでChatGPTを選ぶか、クリップボード+ChatGPT起動で素早く貼り付ける運用が現実的です。

方法A:共有シートでChatGPTへ送る(最短で確実)
・ショートカットを作成
・ショートカットApp → 右上「+」→ 名前例「最新スクショを共有」
・「アクションを追加」→「写真」→「写真を検索(Find Photos)」
・フィルタを追加 → アルバム = スクリーンショット
・並べ替え → 撮影日時 / 降順(新しい順)
・制限 → 1枚
・(任意)「マークアップ」で赤枠・モザイクを素早く入れたい場合
「共有」(または「共有シートを表示」)を追加

<実行方法>
・ショートカットを実行 → 共有シートが出る → ChatGPT を選択
・ChatGPTアプリ側で添付プレビューが開くので、そのまま送信
  ※アプリ仕様上、既存の特定スレッドを自動指定は不可
  必要なら、ChatGPTアプリ内でそのスレッドに移動して貼り直すか、方法Bをどうぞ。

方法B:クリップボード+ChatGPTを開く(特定スレッドに貼りたい派)
・ショートカットを作成
・新規ショートカット → 名前例「最新スクショをコピーしてChatGPT」
「写真を検索」(アルバム=スクリーンショット / 撮影日時降順 / 1枚)
「クリップボードにコピー」(画像をコピー)
「Appを開く」ChatGPT を指定

<運用>
・先にChatGPTで目的のスレッドを開いておく
・本ショートカットを実行 → ChatGPTが前面に → ペーストして送信

<使い方>
このチャットに画像を貼りたい」という明確な宛先があるときに便利
(共有シートだと新規スレッドになりがちなので回避)。

Codexの場合と、エージェントの場合で、費用を比較してください

GPT 5 Thinking の回答

はい。最新の公式ヘルプの条件にもとづき、Codexエージェント(Agent Mode)の“費用の考え方”を並べて比較します。※ユーザーはPlusプラン想定。

結論(短く)

  • どちらも基本は「プラン内に含まれる」機能です。
  • 課金差が出やすいのは Codex:ローカル/クラウド実行の使用上限や、
    (必要なら)APIキーで超過分を実行→API従量課金になる点。
  • エージェントは“月あたりメッセージ数”の上限で管理(Plusは月40メッセージ)。
    超過での追加従量は基本なし(再開まで待つ運用)。

料金の見え方(要点比較)

項目Codexエージェント
位置づけコーディング専用エージェント(Plus/Pro/Business/Edu/Enterpriseに含まれる複雑タスクを実行するモード(Plus/Pro/Business/Enterprise/Eduに含まれる
上限の単位実行モードごとの使用上限
(Plus例:ローカル30–150 msg/5h、
クラウドは当面「寛容な上限」)
月あたりメッセージ数(Plus:月40)
超過時そのウィンドウがリセットされるまで使えない
必要ならAPIキーでローカル追加実行=API従量課金
使えなくなるだけ
(追加従量課金の記載なし)
追加コストの発生源(任意)APIキーでの追加ローカル実行=API料金が発生/Business等の柔軟価格ではクレジット購入の記載あり追加従量の記載なし。
タスクは通常5–30分で完了(時間は目安で課金とは直結せず)
付記Codexは
Web/IDE/CLI/クラウドで動作
(iOSアプリでも可)
エージェントは
Web/モバイル/デスクトップで利用可能

(追記)
上表付記の「モバイル」はChatGPTのモバイルアプリ(iOS/Android)
「デスクトップ」はChatGPTのデスクトップアプリ(macOS/Windows)を指すとのこと。

使い分けの費用観点アドバイス

  • 細かい頻度の高い実装タスクCodex(ローカル実行中心)→ Plusでも1セッションあたりの上限が比較的多いので回せます。
  • 長めの自動調査やWeb操作を任せるエージェント → 月40メッセージ(Plus)を温存しつつ、1つのリクエストでまとまった作業を実行。
  • 上限に頻繁に当たる場合
    • CodexならAPIキーでローカル追加実行=API従量課金(必要なときだけ)
    • エージェントは上限超過時は待つ運用(追加従量の公式記載なし)。
  • ビジネス/エンタープライズでの重作業:Codexは柔軟価格(クレジット)による増枠が可能。エージェントはプランごとの月上限で運用。

出典

  • ChatGPT Agent(機能・上限・対応デバイス)
  • Codex(含まれるプラン、実行形態、使用上限、超過時のAPI従量)
  • Codexの対応面(iOS含む動作環境の記述)

必要なら、あなたのPlusプラン前提での“月内に回せる現実的な作業配分(Codex vs エージェント)”を、想定ユースケース(週○本の小修正、月○回の調査)で試算して表にします。

CodexでGitHubと連携する環境を作る場合と、GPT-5でコネクター経由でGitHubを使う場合の違いについて基本的な部分は明確となった。iPhoneから小タスク投入を実践したい。

目次