ブログサイト改善のためのAI活用(その2)

フロー図

下記記事につづき、Google Analyticsからエクスポートしたデータを入力して、そのデータの評価や、アドバイスを行うGPTの作成を説明する。
当初、マインドマップからエクスポートした情報を「知識」として取り込んで質問に回答したり、Google Analyticsからの情報を分析するGPTを作成予定であったが、継続的に利用できるGPTとするためには、「知識」の更新も必要であり、ウェブ検索により、最新の情報も取り入れられるので、今回は、Google Analyticsからの情報を分析するGPTを作成することとした。

(補足)
GPTで、下記ように認証とスキーマを設定し、GPTからGoogle AnalyticsのAPIにアクセスしデータを得ようとしたが拒絶されたので、今回は、手動で、Google Analyticsからの情報をダウンロードし、GPTで分析することにした。
現時点(2024年9月18日)では、openai.comのGPTからの呼び出しはできないようです。

Google Analyticsからのデータを取り込み、分析・改善提案を行うGPTを構築

Google Analyticsからエクスポートするデータを定期的に分析させるためGPTを作る。

私が分析したい項目のデータを得るためには、APIを使わない場合、3つのファイルとしてダウンロードする必要があったが、一度に3つのファイルを添付ファイルとしてGPTにアップロードし、分析を指示すれば、あらかじめGPTに設定した仕様で回答が得られそうである。

ダウンロードは、Google Analyticsのレポートの各ページの右上に「共有」のアイコンがあるので、そこからダウンロードを行ったが、文字化けが発生したため、Google スプレッドシートを経由して、EXCELファイルとしてダウンロードした。
ここでは、そのデータから得られた回答例を紹介する。

・Google Analyticsからエクスポートしたデータから、サイト分析が行える目処がたった。
・出力される項目の数字の大小が、何を意味するかという知見が得られる。
・追加質問も生成され、知識の拡充に効果的である。

目次