CarPlayに導入された、ChatGPTとGoogle Meet

2026年4月3日付の記事で、CarPlay に2つのアプリが追加されたという記事があったので概要を調べたところ、その2つのアプリは、ChatGPTとGoogle Meetということだった。そこで、この2つのアプリの導入で、CarPlayの画面や、iPhoneの設定にどのような変化があったのかを調べた。

結論として、ChatGPTを呼び出す方法は、Siriから呼び出す方法と、ChatGPTのアプリアイコンにタッチして呼び出す方法の2種類ありことが確認できた。
Siriから呼び出した場合、Siriが対応できない質問(検索した店の概要など)がChatGPTに回されるが、その店の名前をSiriから渡されていないようで、「どの店ですか」とChatGPTがあらためて聞いてくる。店の名前をChatGPTに伝えれば回答はしてくれる。
一方、ChatGPTのアプリアイコンにタッチして呼び出した場合、店の名前を伝えればその店の概要を回答してくれるが、そこをナビの目的地として設定してくれるわけでもなく、「ナビで設定してください」と言われる。ChatGPTと会話したければ、車を止めて、車内でスマホアプリのChatGPTを使った方がよいような状況だった。

(注)本記事の内容は正確性を保証するものではない。

(2026年4月4日 追記)YouTube動画を追加しました。 https://youtu.be/-YlbAeDDlfI


目次

CarPlay画面

図1のようにChatGPTとGoogle Meetのアプリアイコンが表示されていた。また、スマホアプリ「アメミル」のLive Activity機能(アメミルLive)を有効にすると、図2の分割画面に表示された。(ナビ単属の画面には表示されない)

図1
図2 ナビ中の画面(左下の表示が「アメミルLive」の表示)

ChatGPTのアプリアイコンにタッチすると、図3の表示となる。さらに「New voice chat」にタッチすると、「Connecting」と表示された後、図4の表示となり、音声入力待ちの状態となった。この状態で会話はできるが、ミュートする際や、会話を終了する際は、画面へのタッチが必要なので、アプリアイコンで立ち上げる方法は、停車している状態で使うことになる。
「Recents」や、「Projects」の画面には、Macやスマホでの履歴が表示されるが、画面が小さいので、車を止めた状態で、スマホのChatGPTアプリを使う方がよい。

図3
図4

CarPlayの画面で、Siriが仲介しChatGPTと会話できたが、SiriはChatGPTを呼び出しているだけのようだ。ほぼ白紙の状態でCharGPTとの会話が始まり、ナビの目的地設定をしてくれるわけでもない。コンテキストを維持した有用な会話はGeminiとでないとできないようだ。

2つのMeetアプリ

図1のGoogle Meetアプリアイコンをタッチすると、図5の画面となるが会議予定などは設定できていないので、このアプリの調査はここまでとし、iPhoneのGoogle Meetアプリの設定を確認することにした。

図5

iPhoneで、”Meet”というキーワードで検索すると、添付図のように2つ出てきます。この違いを教えてください

ChatGPT 5.4 Thinking

画像の2つは、新旧のGoogle系ビデオ通話アプリが並んでいる状態です。

  • Meet
    こちらが現在の中心アプリです。もともと Google Duo 側のアプリが 2022年に機能拡張されて Google Meet に変わったもので、Google はこの新しい Meet を、会議参加だけでなく直接通話もできる統合アプリとして案内しています。
    Google の公式ヘルプでも、現在の iPhone/iPad 向けアプリとして案内されているのはこの Meet アプリです。 (blog.google)
  • Meet(従来)
    こちらは旧来のGoogle Meetアプリ側です。2022年の統合時に、既存の Meet アプリは “Google Meet (original)” という扱いに変更され、Google 公式ブログでも「既存の Meet アプリとアイコンは Google Meet (original) に変わる」と説明されています。スクリーンショットの緑色アイコンは、この旧系統のアプリに対応します。 (blog.google)

分かりやすく言うと、
Meet = 今使う本命
Meet(従来)= 統合前から残っている旧アプリ
です。Google は当時から、機能が1つにまとまった新しい Meet の利用を推奨していました。 (blog.google)

機能面の違いもあります。Google の公式FAQでは、旧来の通話機能はその後 新しい Meet 通話へ移行され、ライブ字幕、通話中チャット、画面共有などが新しい側の特長だと説明されています。一方で、昔の Duo 系に近い Family Mode、Knock Knock、Moments などは使えなくなっていくと案内されています。 (Google ヘルプ)

なので、通常は 「Meet」だけ使えば十分です。
会議参加、通常のビデオ通話、今後の新機能対応を考えると、まず使うのは カラフルなほうの Meet です。旧アプリ側を残す意味はかなり薄く、Google の案内も新しい Meet 前提です。 (Google ヘルプ)

なお、Google のヘルプには今でも 「通話(従来)」 という設定や削除手順が残っているので、アカウントや過去の通話設定の名残がまだ端末にある場合があります。つまり、画像のように2つ見えるのは不思議ではありません。 (Google ヘルプ)


iPhoneのGoogle Meetアプリ「Meet」の設定に、「デフォルトのアプリ」という項目があり、図6(a)(b)のように設定されていたので、なぜ、会議・通話アプリであるGoogle Meetアプリにこのような設定があるのかを調べてみた。

iPhoneのGoogle Meetアプリの設定

iPhoneアプリMeetの設定画面に、添付画像(下記画像)の「デフォルトのアプリ」がありました。通話・会議アプリのMeetには関係がないように思いますが、なぜ、ここにこのような設定があるのですか

図6(a)
図6(b)

ChatGPT 5.4 Thinking

はい。これは 「Meet が通話・会議だけの単独アプリではなく、Google Workspace 全体の入口の1つになっているから と考えると分かりやすいです。

Google の公式ヘルプでは、Meet の会議は Meet アプリだけでなく Google カレンダーや Gmail からも参加できます。
さらに、Meet アプリで [新規] → [スケジュール] を押すと、Google カレンダーのイベント作成画面が開く仕様です。
Google の製品ページでも、Meet は Google Workspace に統合され、Docs / Sheets / Slides から会議を始めたり、Calendar で議題・添付・参加者管理つきで会議を設定したりする流れが案内されています。
つまり Meet は、もう「ただ通話するだけの箱」ではありません。 (Google ヘルプ)

そのため、添付画像の 「デフォルトのアプリ」 は、Meet の中で完結する設定というより、Meet から外部の関連アプリへ飛ぶときの行き先指定と見るのが自然です。たとえば、

  • 会議招待や添付のURLを開くときは ブラウザ
  • 会議や予定に場所が入っているときは マップ
  • スケジュール作成や予定確認では カレンダー
    というように、Meet から発生する周辺動作の受け皿を決めるための設定だと読むと、画面の項目と合います。
    これは、Meet が Calendar や Gmail と行き来する設計になっていることからの妥当な推測です。 (Google ヘルプ)

もう1つ大事なのは、これは iPhone 全体の「デフォルトアプリ設定」そのものではないことです。
Apple の公式案内でいう iPhone 全体のデフォルトアプリ設定は、設定 > アプリ > デフォルトのアプリ にあり、対象は メール、メッセージ、通話、ブラウザ、翻訳、パスワード、非接触決済、キーボード などです。
画像にある 「現在地からのナビゲーション」「2地点間のナビゲーション」 のような細かい区分は、Apple の全体設定というより、Google アプリ内の独自ルーティング設定と見るほうが合っています。 (Appleサポート)

なので結論は、Meet にこの設定があるのは不自然ではなく、Google の会議・予定・場所・リンク連携をどのアプリで受けるかを決めるためです。
会議だけ参加する用途なら、普段は意識しなくて大丈夫で、実際に効いてくるのは次のような場面です。

  • 会議のURLを開く → どのブラウザで開くか
  • 予定の場所を開く → どの地図アプリで開くか
  • スケジュール操作をする → どのカレンダー系アプリへ渡すか

Google がその設定画面自体を細かく説明した公式ヘルプは見つけられませんでしたが、Meet と Calendar / Gmail の公式な連携仕様と、Apple のOS側デフォルトアプリ設定の範囲を合わせると、この理解がいちばん自然です。 (Google ヘルプ)

iPhoneのMeetアプリの設定画面に、Google Workspaceの「デフォルトのアプリ」を指定する設定があることが確認できたが、CarPlayのMeet との関係が確認されたわけではない。


CarPlay・ChatGPT・Google Meetで、何ができて、何がまだできないのか

「実際に何ができて、何がまだできないのか」を CarPlay・ChatGPT・Google Meet ごとに整理してください

ChatGPT 5.4 Thinking

2026年4月4日時点で整理すると、CarPlayそのものができることと、その上でChatGPTやGoogle Meetが今どこまで実装しているかは分けて見るのが分かりやすいです。Appleは CarPlay で voice-based conversational apps をサポート対象カテゴリに加えており、ウィジェットLive Activities にも対応しています。
一方で、CarPlay は安全性重視のため、対応カテゴリに入ったアプリだけが車載画面向けに最適化された機能を出せる仕組みで、何でも自由に表示・操作できるわけではありません。さらに車両制御は、Appleの説明では主に自動車メーカー製アプリ側の領域です。 (Apple Developer)

1) CarPlay で実際にできること

CarPlay は、地図、メッセージ、音楽だけでなく、音声会話アプリ、ナビ、駐車・給油・EV充電、簡易フード注文、運転タスク系アプリなどを車載画面に出せる土台になっています。加えて、ウィジェットLive Activitiesも表示できます。
Appleは、車が対応していれば 車内動画も扱えると案内していますが、これは「走行中に自由に動画を見る」という意味ではなく、車側サポート前提の別機能です。 (Apple Developer)

逆に、CarPlay は iPhone画面の完全ミラーリングではありません。対応カテゴリ外のアプリはそのまま自由に並ぶわけではなく、各アプリは CarPlay 向けの枠に沿って実装される必要があります。
また、車の機能そのものの制御は一般アプリの標準権限ではなく、Appleは自動車メーカー製アプリが CarPlay 上で車両機能を扱えると説明しています。つまり、AIアプリが標準的にエアコンやドアやメーターを操作できる、という設計ではありません。 (Apple Developer)

2) ChatGPT で実際にできること

OpenAIの公式ヘルプによると、ChatGPT は iOS 26.4以降、対応する iPhone・最新のChatGPTアプリ・CarPlay対応車があれば、CarPlay画面から直接起動して音声会話を開始できます。
さらに、新しい音声チャットの開始最近のチャットやピン留めしたチャットの再開Projects内での新規音声チャット開始ができます。
設定で “Start automatically in CarPlay” を有効にすれば、CarPlayで開いたときに最初から音声モードに入ることもできます。しかも提供対象は 全プランです。 (OpenAI Help Center)

一方で、OpenAI が明示している制限はかなり重要です。ChatGPT の CarPlay 版は maps、vehicle information、live location にアクセスできません。また、車そのものを操作できずMaps や Mail、Slack など他アプリを操作することもできません。要するに、現状のChatGPT on CarPlayは「車載画面上で使える音声対話アプリ」であって、ナビ連携AIでも車両統合AIでもありません。音声品質は車載マイクやスピーカー、エコーキャンセル性能に左右されるとも案内されています。 (OpenAI Help Center)

3) Google Meet で実際にできること

Google Meet の CarPlay 対応は、Google公式ヘルプでも “simplified, audio-focused experience” とされていて、運転中に安全に会議へ入るための簡易版です。実際の報道ベースでは、今後の会議予定を表示し、ワンタップで会議参加でき、音声のみで会議に参加できます。これは「車の中でも会議に出られるようになった」という意味ではかなり実用的です。 (Google サポート)

ただし、Google Meet の CarPlay 版はかなり割り切られています。報道によると、動画は表示されず、スマホ側カメラもオフになり、Chat、Hand Raise、Polls、Q&A は使えません。さらに 事前のプレコール画面もなく、使える操作は基本的に ミュート/ミュート解除退出 に絞られています。つまり、「会議をフル機能でこなす」のではなく、移動中に音声で最低限参加するためのモードです。 (9to5Google)

4) ひと目で言うと

CarPlay
できる: 対応カテゴリのアプリを安全寄りの形で車載画面に出せる。音声会話アプリ、メッセージ、ナビ、音楽、ウィジェット、Live Activities など。 (Apple Developer)
まだできない / 前提がある: すべてのiPhoneアプリを自由に出すこと、一般アプリが自由に車両機能を触ること。 (Apple Developer)

ChatGPT
できる: CarPlayから直接起動、音声会話の開始、最近の会話の再開、Projects内での音声チャット、CarPlay起動時の自動音声開始。 (OpenAI Help Center)
まだできない: 地図・車両情報・現在地へのアクセス、車の操作、MapsやMailやSlackなど他アプリの操作。 (OpenAI Help Center)

Google Meet
できる: 会議予定の確認、ワンタップ参加、音声のみの参加、ミュート系の基本操作。 (Google サポート)
まだできない: ビデオ表示、カメラ送信、チャット、挙手、投票、Q&A、フル機能会議UI。 (9to5Google)

最近の関連記事:

必要なら次に、「あなたが実際に車で試すときの確認ポイント」を
「ChatGPT用」「Google Meet用」「Siriとの違い用」の3つに分けて整理します。

Live Activitiesの機能は確認できたが、分割画面(図2)にLive Activitiesの画面が表示される仕様であり、ナビ単属の画面(画面いっぱいに地図が表示される画面)に、Live Activitiesの画面が重畳されるわけではないのが残念。

iPhoneのChatGPTアプリの設定に、“Start automatically in CarPlay” という設定は確認できず、そのような挙動は確認できなかったので「CarPlay起動時の自動音声開始」は実現されていないと思われる。

ChatGPTアプリでは、ナビの目的地設定はできなかったので、まだ、MapsやMailやSlackなど他アプリの操作はできないようだ。


バージョンアップに対応しているかどうかのチェックポイント

「ChatGPT用」「Google Meet用」「Siriとの違い用」の3つに分けて整理してチェックポイント付きのリストにしてください

ChatGPT 5.4 Thinkingの回答

はい。実際に車で試すとき用に、チェックリスト形式で3つに分けて整理します。

(補足) 私のCarPlayやiPhoneで確認した項目には「☑️」を付けている。

ChatGPT用

  • ☑️ iPhone が iOS 26.4 以降になっている。OpenAI は CarPlay 版 ChatGPT の条件として、対応 iPhone と iOS 26.4 以降を挙げています。 (OpenAI Help Center)
  • ☑️ChatGPT アプリが最新版になっている。OpenAI は最新の ChatGPT アプリを前提条件にしています。 (OpenAI Help Center)
  • ☑️車が Apple CarPlay 対応である。これも OpenAI の前提条件です。 (OpenAI Help Center)
  • ☑️CarPlay 画面に ChatGPT アプリが出ている。OpenAI の案内では、CarPlay 画面で ChatGPT を選んで使います。 (OpenAI Help Center)
  • ☑️ 新規の音声会話を始められる。手順は「ChatGPT → New voice chat」で、表示が Connecting から Listening に変われば開始できます。 (OpenAI Help Center)
  • 最近のチャットやピン留めしたチャットを再開できる。CarPlay 上で最近のチャットや Project を続きから開けます。 (OpenAI Help Center)
  • 必要なら “Start automatically in CarPlay” をオンにする。デフォルトでは Chats 画面から開くため、直接音声で始めたい場合は iPhone 側設定で有効化します。 (OpenAI Help Center)
  • 期待値を上げすぎない。ChatGPT on CarPlay は voice-first ですが、地図・車両情報・現在地へのアクセス、車の操作、Maps や Mail など他アプリ操作はできません。ここが一番重要な制限です。 (OpenAI Help Center)
  • 音声が不安定なら車側要因も疑う。OpenAI は、音質は車のマイク・スピーカー・エコーキャンセルに左右されると案内しています。 (OpenAI Help Center)

Google Meet用

  • ☑️Meet アプリが更新済みで、Google アカウントにサインイン済みである。Google は更新済み Meet アプリを前提にしており、未ログインならサインインが求められます。 (Google ヘルプ)
  • ☑️車と iPhone が Bluetooth または USB で接続されている。Google のヘルプはこの接続を前提にしています。 (Google ヘルプ)
  • ☑️ CarPlay 画面に Meet が表示される。表示されたら、既定画面に 今後の会議予定が並ぶ想定です。 (Google ヘルプ)
  • 予定会議にそのまま参加できる。CarPlay 版 Meet は、一覧から会議を選んで参加できます。 (Google ヘルプ)
  • 参加時はビデオが自動でオフになる。さらに大規模会議では、マイクが自動ミュートになる場合があります。 (Google ヘルプ)
  • CarPlay 版は音声中心の簡易モードだと理解しておく。Google は simplified, audio-focused experience と説明しています。 (Google ヘルプ)
  • 会議中の操作は最小限。CarPlay 画面で主にできるのは ミュート/ミュート解除退出 です。 (Google ヘルプ)
  • できないことを把握しておく。運転中は Chat、Polls、Q&A、Hand Raise などは使えず、プレゼン資料や他参加者映像も表示されません。 (Google ヘルプ)
  • ☑️ 初回の権限確認は iPhone 側で行う。マイク権限やプライバシー確認は、必要に応じて iPhone 側で応答する必要があります。 (Google ヘルプ)
  • ビデオやチャットが必要なら停車して iPhone 側で行う。Google もその使い方を案内しています。 (Google ヘルプ)

Siriとの違い用

  • ☑️ 起動方法が違う。Siri は ハンドルの音声ボタン長押し、CarPlay 画面のボタン長押し、または対応車では “Hey Siri” で呼び出します。ChatGPT は CarPlay 画面の ChatGPT アプリを開いて使うのが公式案内です。 (Appleサポート)
  • ☑️ Siri は CarPlay の標準音声操作である。Apple は CarPlay が Siri voice control を使うと案内しています。 (Appleサポート)
  • ☑️ Siri は実行系が得意。Apple の例では、Siri は 経路案内、電話、音楽再生、地図表示、次の予定確認、天気確認、リマインダー などをこなせます。 (Appleサポート)
  • ☑️ ChatGPT は会話系が得意だが実行系は弱い。ChatGPT on CarPlay は新規/継続の音声会話には向く一方、Maps や他アプリの操作、車の操作はできません。 (OpenAI Help Center)
  • メッセージ読み上げは Siri 側の機能。Apple は CarPlay で Announce Messages を案内しており、これは Siri の役割です。 (Appleサポート)
  • ☑️ 切り分けの目安を持つ
    「案内して」「電話して」「メッセージ送って」→ Siri向き
    「この店ってどんな所?」「違いを説明して」→ ChatGPT向き
    と考えると実用上わかりやすいです。これは、Apple が Siri を CarPlay の操作役として案内し、OpenAI が ChatGPT を CarPlay 上の音声会話アプリとして案内していることからの実務的な整理です。 (Appleサポート)
  • 前回アプリ復帰と Siri を混同しない。OpenAI は、CarPlay が再接続時に前回使ったアプリを開くため、最後に ChatGPT を使っていた場合は再度開くことがあると案内しています。 (OpenAI Help Center)

迷ったときの超短い使い分け

  • Siri: 車・電話・メッセージ・ナビの実行
  • ChatGPT: 説明、相談、要約、雑談
  • Google Meet: 移動中の音声会議参加

必要なら次に、これをそのまま使えるように 「実車テスト手順書」形式 にして、1項目ずつ試せる順番に並べ替えます。


車の音声コントロールボタンを長押しで、Appleマップが立ち上がのはなぜか

iPhone全体のデフォルトアプリ(ナビゲーション)は、「Google Maps」になっていますが、車の音声コントロールボタンを長押しすると、Appleマップが立ち上がってきます。これはなぜだと思いますか

ChatGPT

結論からいうと、車の音声コントロールボタン長押しは「iPhone全体のデフォルトナビ設定」よりも、まず CarPlay の Siri 操作として処理されている可能性が高いです。だから、ナビの既定を Google Maps にしていても、音声ボタン長押し → Siri起動 → Appleマップで案内という流れになりやすいのだと思います。Apple は、CarPlay では「ステアリングの音声コマンドボタン長押し」で Siri を起動すると案内しており、CarPlay の道案内も「Use Siri or open Maps」と説明しています。 (Appleサポート)

理由を分けると、まず そのボタンはナビアプリ切替ボタンではなく、Siri起動ボタンです。Apple の公式ガイドでも、車の音声ボタン長押しは Siri を呼び出す操作として説明されています。さらに Apple は CarPlay の案内取得について、Siri を使うか Maps を開くか、という書き方をしていて、CarPlay の標準の音声ナビ体験は Apple の Maps 中心で設計されていることが読み取れます。 (Appleサポート)

一方で、CarPlay はサードパーティのナビアプリにも対応しています。Apple も、対応する他社製ナビアプリは CarPlay に表示され、Siri でお気に入りのナビアプリから案内をもらえると説明しています。つまり、Google Maps や Waze が CarPlay で使えないわけではありません。ですが、ここで重要なのは、「CarPlayで使える」ことと「Siriの一般的なナビ要求の既定先になる」ことは別だという点です。Apple の公開文書では、その新しい「iPhone全体のデフォルト ナビゲーション」設定が、CarPlayの音声ボタン長押しでのSiri案内先まで上書きするとは明記されていません。 (Appleサポート)

なので、今の挙動はたぶんこうです。
iPhone全体の「デフォルトアプリ > ナビゲーション」は、リンクや住所、共有メニュー、他アプリから経路を開くようなアプリ間連携の優先先として働く。
しかし、車の音声ボタン長押しCarPlay の Siri ルートに入り、そこでの一般的な「案内して」は Apple Maps に流れやすい。
この切り分けだと、あなたの現象とかなり一致します。Apple のデフォルトアプリ説明も「機能ごとに既定アプリを変えられる」とは書いていますが、CarPlay の音声ボタンとの優先順位までは説明していません。 (Appleサポート)

補足すると、CarPlay では最後に使った対応ナビアプリの影響もあります。Apple は、対応する他社ナビは使用中に Dashboard に表示され、ナビ中でないとき、または複数のナビアプリを使っているときは、最後に使った対応ナビアプリを Dashboard が表示すると説明しています。つまり CarPlay 側には、iPhone全体の既定とは別に、CarPlay内の文脈や最後の利用状態で動く部分があります。 (Appleサポート)

実用上は、次のように考えるのがよさそうです。

  • 「○○へ案内して」のような普通の言い方だと、Siri が Apple Maps で処理しやすい。 (Appleサポート)
  • Google Maps を使いたいなら、Google Maps をCarPlayで直接開くか、「Google Mapsで○○へ案内して」のようにアプリ名を明示したほうが通りやすい可能性があります。Apple は Siri で「favorite navigation app」から案内できると案内しています。 (Appleサポート)

つまり、あなたのケースは不具合というより、
「iPhone全体の既定ナビ」と「CarPlayのSiri音声操作の既定動作」が、まだ完全には同じ扱いになっていないから、と見るのが一番自然です。
Apple の公開情報だけではこの優先順位は明文化されていませんが、少なくとも公式文書上、車の音声ボタン長押しはSiri起動であり、CarPlayの標準の道案内フローは Maps ベースです。 (Appleサポート)

目次