Codex CLIのv0.42の変更内容で、修正ではなく、追加された機能、改良された機能、導入された機能をリストアップし、それらについて内容を説明してください
(注)本記事の内容は正確性を保証するものではない。
GPT 5 Thinking の回答
以下は、v0.42 で“追加/導入/改良”された内容だけをカテゴリ別に整理し、要点を短く解説したまとめです。
(修正・バグフィックスは除外)。公式リリースと関連ドキュメントを根拠にしています。(GitHub)
新規導入(Features / Introduced)
・Rust SDKベースの実験的 MCP クライアント
Codex から MCP サーバーへ高速・型安全にアクセスする公式 Rust 実装のクライアントを同梱。
CLIのコア実装と親和性が高く、将来のツール連携や拡張の土台になります。(GitHub)
(追加質問に対する回答)
これは Codex CLI に“公式 Rust SDK(rmcp)で実装した MCPクライアント”が入ったという話です(実験的)。
目的は、MCPサーバー(ファイルシステム/Web API などの外部ツール)と Codex を素早く・型安全に接続するためであり、下記が可能になるとのこと。
– Codex 起動時に MCPサーバーへ自動接続(設定に応じて)。
– /status に MCP ツール関連の表示が出たり、セッション JSONL にツール呼び出しイベントが残る。
(v0.42 は MCP 表示スタイルや /status も改善)。
・responses-api-proxy コンポーネント
Responses API のストリーミング/プロキシ処理を専用コンポーネントに分離。
モデル応答の取り回し(中継・整形・安全化)が簡素化され、他機能からも再利用しやすくなりました。(GitHub)
(追加質問に対する回答)responses-api-proxy
は Codex CLI に追加されたサブコマンドで、ローカルで「Responses API への POST を仲介(プロキシ)する軽量サーバ」を起動し、認証トークンを安全に扱いながら /v1/responses
に中継するための“基盤コンポーネント”。
Responses API 通信の安全な中継と権限分離のための内部コンポーネントであり、
目的は 安全性・可観測性の制御と運用の単純化(CLI↔Responses API の橋渡し)で、v0.42の「Responses API 移行/整流」の文脈に位置づく変更です。GitHub
・セキュアモード CODEX_SECURE_MODE=1
プロセスの観測可能性(プロセス一覧・環境参照など)を制限して実行。
エージェントの権限・可視性を下げて誤用や情報漏えいリスクを低減します。
(Codex セキュリティガイドの設計方針とも一致)。(GitHub)
・(小規模)ToDo リストツールのサポート
軽量のタスク記録フローを追加。議事録化や小さなメモ依頼を Codex セッション内で扱いやすくします。(GitHub)
(追加質問に対する回答)
これは“ユーザー向けの独立アプリ”ではなく、Codex が内部で呼び出せる小型ツール(Tool)をv0.42でサポートした、という意味です。ユーザーは直接そのツールを操作するというより、会話で「タスク化して」「ToDoを追加して/完了にして/一覧して」と指示し、Codex がそのToDoリスト・ツールを裏で呼び出す形になります。
下記の点が便利になるとのこと。
長めの作業を途中で途切れさせず進めやすい:
例)「この50ファイルの要約を順番に」「テストの失敗ケースを洗い出して順に修正」など、
手順をToDo化→順送り/再開がしやすくなる、というリクエスト背景があります。
改良(Improvements)
codex exec
のイベント拡充と出力表示改善
実行フェーズの可視化が進化(item.started
追加等)。
成功時の出力トリミングや表示整理により、長い標準出力でも“何が動き始めたか/今どこか”を把握しやすくなりました。(GitHub)- 危険コマンド検出の強化
破壊的操作(例:危険なフラグ付きコマンド)の事前チェックを拡充。
Windows 向けにも専用の安全判定を導入し、クロスプラットフォームでの誤操作防止を底上げ。(GitHub) - UX 全般の磨き込み
/status
:構成を見直し、情報密度と可読性を改善。- ページレスのセッション一覧:ページング操作なく一覧を俯瞰。
- 承認 UI:
ListSelectionView
に移行し選択操作を明快化。 - MCP ツール呼び出しの表示スタイル改善。
- 応答ストリーム開始時はステータスインジケータを自動で隠す挙動に。
これらは「今どこで何が起きているか」を視覚的に掴みやすくする目的の改良群です。(GitHub)
セキュリティ/運用まわりの強化(新設定・設計の明確化)
- セキュアな応答処理フローの確立
responses-api-proxy
とSECURE_MODE
の併用で、“モデル応答の取り扱い”と“ローカル実行環境の可視性”の両輪を強化。
CLI/IDE/クラウド横断での最小権限・最小公開の原則に沿った形に。(GitHub)
ひとことで要旨
- 拡張性:Rust MCP クライアントで「道具(Tools/MCP)」連携の足回りを強化。
- 安全性:
SECURE_MODE
と危険コマンド検出のダブル強化。 - 使い勝手:
exec
の状態が見える化、/status
と承認UIの刷新で“今なにが起きているか”が分かる。 - 実務補助:ToDo ツールの追加で軽タスクの取り回しが楽に。
(以上すべて v0.42 の「追加/導入/改良」に限定。詳細は GitHub リリースへ。)(GitHub)
必要なら、各項目について具体的な挙動確認コマンド例(CODEX_SECURE_MODE=1 codex
, codex exec ...
のイベントログの見方、/status
の差分スクショ項目など)もすぐ出します。
今回の変更は、拡張性、安全性、使い勝手(可視化など)を向上させるためのものとのこと。
また、ToDo ツールは、ユーザーがToDo化を指示することにより、処理要領や処理単位や処理手順を細かく指示しやすくするというようなもののようであり、処理履歴にも記録されるものがあるようだ。