「災害・危機管理通報サービス」の内容まとめサイトの構築

YouTube動画を見ていたら、ChatGPTがChromeのタブを使えるようになったというニュースが紹介されており、表示しているページの内容をChatGPTで処理できるということだったので、自宅のネットワークで公開している下図のページ「災害・危機管理通報サービス」の内容を、ChatGPTにまとめてもらうことができるかを確認したくなったので、Codexに依頼したところ、あっさり実現することができた。さらに、Sitesの機能を用いて、出先でこのページの内容を参照できるかを確認した。本記事ではその経緯を紹介する。
また、Grok Botにも、そのページの内容を確認できるかを聞いたところ、確認できるということだったので、さらに、HOME Assistantに新しいダッシュボード「災害・危機管理通報サービス」を作成し、ChatGPTがまとめたものを参考にして、そのダッシュボードに、Grok Botがまとめた内容を表示してもらうように指示した。この内容も紹介する。


注)本記事の内容は正確性を保証するものではありません。

目次

ChatGPT-6.1 Sol に「災害・危機管理通報サービス」の内容を要約してもらう

下記URLのページを開けますか
http://192.168.⚪︎.⚪︎/

(以下、ChatGPT-6.1 Solの回答)

はい、開けました。指定のページをブラウザーに表示しています。

「災害・危機管理通報サービス」の GNSS Status Monitor が表示され、総衛星数27、QZSS衛星数3、ステータス「測位中」を確認できました。


このページに表示されている台風30号の情報(強さ、位置、進路など)をまとめて報告してください

台風30号は、ページに表示されている予報では、西寄りに進みながら次第に北上し、20日には「非常に強い」勢力へ発達する見込みです。

以下は、災害・危機管理通報サービスに表示された 2026年10月17日6時45分発表の情報を、重複を除いて整理したものです。

時点強さ中心位置中心気圧最大風速最大瞬間風速
17日6時・実況強い北緯12度10分・東経149度35分980 hPa35 m/s50 m/s
17日18時・予報強い北緯12度50分・東経147度20分975 hPa35 m/s50 m/s
18日6時・予報強い北緯13度10分・東経145度05分955 hPa40 m/s60 m/s
20日3時・予報非常に強い北緯16度20分・東経137度50分935 hPa50 m/s70 m/s

位置の推移から読むと、当初は西〜西北西方向へ進み、その後は北への移動も大きくなる予想です。
中心気圧は980 hPaから935 hPaへ低下し、最大風速も35 m/sから50 m/sへ強まる予報となっています。

大きさの欄は全時点で「なし」と表示されています。移動速度、暴風域・強風域、予報円、日本への接近・上陸見通しは掲載されていないため、このページの情報だけでは判断できません。

Codexのチャット画面の右側に内蔵ブラウザの画面が表示され、まとめた内容が表示された。


このページの内容を、ChatGPTのSites機能を用いて、ネットに公開することはできますか。
更新にも対応。

はい、Sitesで公開用ページを作り、更新にも対応させることは可能です。
ただし、一般公開には、お使いのアカウントで公開機能が有効になっている必要があります。OpenAI公式ドキュメント

今回のポイントは、元ページの 192.168.⚪︎.⚪︎ が自宅内のアドレスであることです。
インターネット上のSitesから、そのまま直接取得することはできないため、データを届ける仕組みが必要です。

おすすめは、次の構成です。

自宅の受信機(192.168.⚪︎.⚪︎)
        ↓ 定期取得
自宅内のMacなど
        ↓ 公開対象のデータを送信
Sitesのデータ保存先
        ↓
公開ページに最新情報を表示

この方式なら、元の機器を直接ネットに公開せずに、次のようなページを作れます。

表示内容更新方法
GNSSの衛星数・測位状態定期取得して反映
災害・危機管理通報新着を追加し、重複を整理
台風の強さ・位置・予想進路表・地図に反映
データの鮮度受信時刻・最終同期時刻・更新停止を表示

更新間隔は、例えば5分ごとにできます。ただし、取得役のMacなどが停止すると更新も止まります。
常時稼働する機器を取得役にすれば、Macの起動状態に依存しない構成にできます。

Sitesの定期更新は、取得元へのアクセスと更新処理を別途用意する必要があります。
公開ページの再読み込みだけでは、元データの同期は行われません。公式の定期更新例

実装前には、元ページのデータ取得方法と、Sitesへの送信・保存方法を確認します。
現時点では、サイト作成・公開・自動更新の設定は行っていません。


「一般公開には、お使いのアカウントで公開機能が有効になっている必要があります。」とのことですが、本件の場合に限らず、Sitesで公開ページを作成する場合は必要ということですか

はい。今回に限らず、Sitesで「インターネット上の誰でも閲覧できるページ」を公開する場合は、アカウントやワークスペースで一般公開が許可されている必要があります。

ただし、Sitesでページを作成することと、一般公開することは別です。

利用方法一般公開の許可
ページを作成し、自分だけで使う不要
招待した人やワークスペース内に限定して共有する不要。ただし、その共有方法が利用可能であることが必要
インターネット上の誰でも閲覧できるようにする必要

公式ドキュメントでは、一般公開は「公開機能が有効な場合のみ」利用でき、Enterpriseでは初期設定で無効のため管理者による有効化が必要とされています。OpenAI公式ドキュメント

なお、お使いのアカウントで現在、一般公開が可能かどうかは、まだ確認していません。


ログインしてSitesの共有設定をしてもらった。

Sitesの共有設定を開けますか

Sitesの一覧画面を内蔵ブラウザーで開きました。

現在は 「サイトはまだありません」 と表示されているため、共有設定を開く対象がありません。共有設定は、サイトを作成した後、そのサイトの「共有」から確認します。

先ほど、すぐ共有設定を確認できるように説明した点は不正確でした。一般公開の可否は、まだ未確認です。


このチャットで相談している、「災害・危機管理通報サービス」のページの内容を表示するサイトを作成してください

災害・危機管理通報サービスのサイトを作成しました。内蔵ブラウザーにも表示しています。

  • GNSS受信状態
  • 台風30号の予報表・進路模式図
  • 災害通報の検索・絞り込み・原文表示
  • DCXテスト情報

現在は自分だけが閲覧できる設定です。一般公開を選択できることも確認できました。

データは10月17日9時22分時点の記録です。自動更新は未接続で、今後、元ページからの同期処理が必要です。


「現在は自分だけが閲覧できる設定です。」とのことですが、出先からスマホで自分が閲覧できますか

はい、出先のスマホからでも、ご自身の同じChatGPTアカウントでログインすれば閲覧できます。
一般公開に変更する必要はありません。

スマホのブラウザーで、災害・危機管理通報サービスを開き、「ChatGPTで続ける」からログインしてください。

ただし、表示内容は現在、10月17日9時22分時点の記録です。自宅の元ページとの自動同期はまだ行っていません。


5分毎の自動同期ができるように進めてください。ちなみに、5分という更新間隔の提案を受けましたが、この数字はどこから来ていますか。例えば、Sitesの更新頻度制限とかからですか

5分ごとの自動同期を設定しました。 サイトはこちらです。

実データの送信・保存・読み戻し照合と、macOSの自動実行成功を確認しました。
画面には最終同期時刻を表示し、開いている間は60秒ごとに表示データを更新します。

「5分」は私の運用上の提案で、Sitesの更新頻度制限を根拠にした数字ではありません。
今回はご指定どおり300秒間隔に設定しています。

同期には、このMacが起動・ログイン中で、スリープせず通信できる必要があります。
Codexアプリの常時起動は不要です。閲覧範囲は引き続きご自身だけです。

なお、元ページの最新10件を取得する方式のため、5分間に大量の通報が入ると全履歴は保存できません。

「受信した位置情報の推移」の画像は、当初、日本列島などの陸地の表示がなく、日本列島との位置関係が分からなかったので、陸地も表示するように修正してもらった。思い描いていた画像を表示することができたので満足。海岸線に関する地図があることも初めて知った。

私はすでにこのブログサイトを使用しているので、Sitesという機能には縁がないと思っていたが、思わぬところで、公開手段・出先でのアクセス手段として使用することになった。Codexに任せたので、私はログイン関係の処理を行うだけで目的のサイトを構築でき、Sitesが手軽にサイトを構築できる有用な機能であることが分かった。


Grok Bot に「災害・危機管理通報サービス」のダッシュボードを作成してもらう

ChatGPT-6.1 Solに構築してもらったのと同様のページの作成を、今度はGrok Botに依頼した。Groku Botには、HOME Assistantの新規ダッシュボードにそのページの内容と同様の内容を表示してもらうことにした。

下記URLのページを開けますか
http://192.168.⚪︎.⚪︎/

「ページを開けますか」と聞いたのが間違いで、「Botのコンピューター(box)で開けるか」と解釈されたようである。実際に開けるかを試すまでもなく、開けないと回答された。よっほど、boxで開くのは負担の大きい処理なのかもしれない。

そのURLに示されたページの内容を読み取る方法はありませんか

台風30号の情報をまとめてください

「http://192.168.⚪︎.⚪︎/」のページの内容をまとめて、HOME Assistantの新規ダッシュボード「災害・危機管理通報サービス」に表示するようにしてください。まとめ方は、添付のファイル(Codexが作成したページのPDFファイル)を参考にしてください。添付ファイルはCodexがまとめたものです。台風の情報の場合は、日本列島との位置関係が分かる範囲の地図を表示してください

(configuration.yamlの修正が行われるが表示を省略する)


HOME Assistantに「災害・危機管理通報サービス」のダッシュボードが作成され、「台風の実況・予報位置(参考)」の地図が表示された。地図は画像ではなく、マップとして表示されており、表示位置の変更、拡大・縮小を行うことができる。
私は、Home Assistant Cloud(2026年12月に「Home Assistant Link」に名称が変更される予定)のサブスク契約を行っているので、HOME Assistantに表示できるものは、下図のように、出先からスマホで閲覧することができる。

もともと、HOME Assistantにはマップを表示する機能があるので、画像ではなく、マップで台風位置が表示された。上図では表示の範囲外にしているが、日本列島も表示されるように地図の表示位置を変えたり、地図の拡大・縮小を行うことができる。想定外だったのは、私の現在位置を示すアイコンも表示されていたことだった。

上図のマップで、「1」、「2」、「3」の並び順が間違っているように表示されているが、これはグループ化されているためにこのような表示なっている。地図を拡大すれば、グループ化が解除され、右側から順に「1」、「2」、「3」と表示される。


台風の位置を表示する地図をマップで実現しようと考えたのは誰か

台風の位置をマップに表示しようと考えたのは誰かが気になったので、Home Assistant Watcherに聞いてみた。

「災害・危機管理通報サービス」のダッシュボードで、台風の位置を表示する地図は、画像ではなく、HOME Assistantのマップで実現されました。HOME Assistantのマップで実現しようと考えたのは、Home Assistant Watcherですか


下記の質問を、Home Assistant Watcherにしたのですが、「アシスタントから届いた依頼にもともと書かれていた」という回答でした。アシスタントは、map カードが使えることを元々知っていたのですか、また、模式図よりも本物の地図がよいということも知っていたのですか。

#質問
「災害・危機管理通報サービス」のダッシュボードで、台風の位置を表示する地図は、画像ではなく、HOME Assistantのマップで実現されました。HOME Assistantのマップで実現しようと考えたのは、Home Assistant Watcherですか。

#回答
いいえ、私の発案ではありません。「本物の地図に表示する」と、その例としての「HA の map カードに緯度経度の点を置く」は、アシスタントから届いた依頼にもともと書かれていました。Codex 版が模式図だったので、それを本物の地図にしたいという趣旨でした。
私がやったのは、その実現の部分です。受信機のページから台風の位置を読み取り、度分を緯度経度に直し、map カードに番号付きの点として出しています。


ここでも想定外のことが起こっていた。なんと、台風の位置をマップに表示しようと考えたのはアシスタントだった。
Botの代表に指名すると、こういう考えをするのかもしれない。

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