Gemini CLIのバージョンアップと他環境との比較

最近、下記のYoutube動画を視聴したが、Gemini CLIは使ったことがなかったので、GPT-5に内容をまとめてもらい、他環境と比較することにした。

「新しい Gemini CLI 2.0 アップデートはすごい (無料!)」

(注)本記事の内容は正確性を保証するものではない。

GPT-5 の回答

以下の動画の要点をコンパクトにまとめました。

ひとことで

GoogleのGemini CLIが大型アップデート。VS Codeと深く連携し、開いているファイルや選択範囲、プロジェクト構造まで理解してその場で差分(緑=追加/赤=削除)を提示→ワンクリック適用できるように。無料で1,000リクエスト/日・60リクエスト/分、モデルはGemini 2.5 Pro(最大100万トークン文脈)

主なアップデート

  • VS Code連携強化
    • 端末で/ide install/ide enableだけでワークスペースに接続。
    • 開いているファイル・選択テキスト・プロジェクト構造を把握して文脈に沿った提案。
    • ネイティブなインエディタDiffで提案を可視化し、そのまま適用可能。
  • GitHub Actions統合
    • "/setup github"で設定後、Issue/PRで@Gemini CLIをメンションしてタスク委任(テスト作成、修正適用、レビュー、ブレスト等)。
    • コードベースの依存関係やパターンを理解し複数ファイルにまたがる変更も実施。
  • MCP(Model Context Protocol)拡張
    • CLIからツール(サーバ)の追加・削除・一覧が簡単に。
    • マルチモーダル返却(テキストに加え画像等)に対応。
  • 使い勝手の改善
    • "/terminal setup"でVS Code/Cursor/Windsurf端末の複数行入力を自動設定。
    • "/settings"でCLI内に設定エディタを搭載。
    • エラー/ループ検知、パス処理、ログのメモリリーク対策など信頼性を強化
  • セキュリティ/運用
    • Workload Identity Federation等で認証を強化、コマンド許可リストOpenTelemetryでの可観測性。
  • ビルトインツール
    • Google検索グラウンディング、ファイル操作、シェル実行、Web取得などをAIフローに統合。
  • エージェントモード
    • 大規模コードベースを解析→計画を提示→承認後に一括実行。大規模リファクタや新機能追加を段取りして進められる。
    • チェックポイントで変更前スナップショットを保存・復元可能。
  • その他
    • .gitignoregeminiignoreを尊重、Z/Cursor/WindsurfなどVS Code類似エディタにも対応。
    • Apache-2.0のOSSとしてGitHub公開。プレビュー(毎週火曜夜)/安定版(週次)/デイリーの高速リリース。
    • ドキュメント・キーバインド・ショートカットの指南が拡充。

使い方イメージ

  1. VS Codeの統合端末で/ide install/ide enable
  2. 問題のコードを選択して依頼 → エディタにDiff表示 → 必要ならAccept
  3. "/setup github"後、Issue/PRで@Gemini CLI「このバグのテスト作って」「上の提案を実装して」などと委任。

まとめ

文脈理解・差分適用・GitHub自動化までを無料枠で一気通貫にした点が最大の特徴。既存の補完系ツールよりも“プロジェクト全体の理解”に重心

VS Codeとの連携が強化されたとのことなので、インストールし、VS Code + PlatformIOの環境で、terminalを開いてGeminiを起動し、開いているスケッチ(コードファイル)について質問してみた。

次に、下記の記事で紹介した、バージョンアップしたCodex CLIをVS Codeに導入した環境と比較する。

VS CodeにGemini CLIを導入した環境と、VS CodeにCodex CLIを導入した環境とを比較してください

GPT-5 の回答

了解です。「VS Code+Gemini CLI」「VS Code+Codex CLI」 を、目的別にコンパクト比較します(要点だけ→根拠リンク付き)。

概要サマリー

観点VS Code + Gemini CLIVS Code + Codex CLI
正体Google製のオープンソースAIエージェント(CLI)VS Codeに深く統合(ネイティブDiff/文脈連携)。OpenAI製のコーディングエージェント(CLI)VS Code拡張(Codex IDE extension)と連携し、ローカル⇄クラウドを往復できる。
VS Code連携ネイティブDiffで提案を直接レビュー/適用。文脈(開いたファイルや選択範囲)を取り込みやすい。 (Google Developers Blog, googblogs.com)専用のCodex IDE拡張を使い、サイドパネルで対話→Apply(適用)。ChatGPTアカウントでログイン連携。 (OpenAI Developers, Visual Studio Marketplace)
ローカル/クラウド実行基本はローカルCLI主体CIにはGitHub Actions(公式)で投入可。 (GitHub)ローカルCLIに加え、Codex Cloudへタスクを委譲し並列実行PR提案まで可能。 (OpenAI Developers, OpenAI)
導入とライセンス無料&オープンソース。個人利用向けの無償導線(Gemini CLIのOSS発表)。 (blog.google)OSS CLIだが利用はChatGPTアカウント前提。IDE拡張はMarketplace提供。 (OpenAI Developers, Visual Studio Marketplace)
使いどころローカルで軽快に実験VS Codeの差分で即適用。CIレビューもActionsで手早く組み込み。 (Google Developers Blog, GitHub)大きめ改修をクラウドで並列試行→最適案をPR、という“任せる”開発が得意。日常の微修正はIDE拡張で対話適用。 (OpenAI, OpenAI Developers)

機能比較(もう少し詳しく)

1) エディタ統合の質

  • Gemini CLIVS Codeに「ネイティブDiff表示+文脈連携」が入り、提案差分をそのままエディタで確認/採用可能。プロンプト短縮(開いているファイルや選択範囲を自動活用)。(Google Developers Blog, googblogs.com)
  • Codex CLICodex IDE拡張(VS Marketplace)でサイドパネル対話→ファイル編集の適用、さらにChatGPTアカウント連携でクラウドへのタスク引き継ぎが可能。(OpenAI Developers, Visual Studio Marketplace)

2) ローカル vs. クラウド

  • Gemini CLI:ローカル中心。CIで回すなら公式GitHub Action(run-gemini-cli)でレビューや自動修正を組み込める。(GitHub)
  • Codex CLI:ローカルでも走るが、特徴はCodex Cloud。同時並列で試行しPR作成まで持っていける“クラウドワークロード委譲”が強み。(OpenAI)

3) 導入・ライセンス・費用感

  • Gemini CLI無料・OSSで公開(個人に開かれているのが売り)。(blog.google)
  • Codex CLIOSSだが、ChatGPTアカウントで使う前提(IDE拡張やクラウド連携を含む公式導線)。(OpenAI Developers)

4) GitHubワークフロー

  • Gemini CLIGitHub ActionsでPRレビュー/修正を自動実行可能(公式Action)。(GitHub)
  • Codex:クラウド側でPRを提案/レビューする前提の説明が公式にあり、IDE拡張やCLIからクラウドのサンドボックスに引き継ぎやすい。(OpenAI)

使い分けの目安

  • 手元で素早く回す/VS Code差分で即決
    Gemini CLI(+必要に応じてGitHub ActionsでCI化)を主軸に。(Google Developers Blog, GitHub)
  • 大規模変更や複数案の並列試行→最適案をPR化
    → **Codex(CLI+IDE拡張+Cloud)**を主軸に。“クラウドへ任せて比較して選ぶ”が楽。(OpenAI)
  • 両刀
    ローカルでの細かい反復=Gemini CLI、重い改修/検証やPR化=Codex Cloud、という併用が実務では効率的です(VS Code上で共存可)。(Google Developers Blog, OpenAI Developers)

公式リファレンス(一次情報)

必要なら、あなたの現行プロジェクト(言語/ビルド/CI)に合わせた「具体的な運用レシピ(テンプレ付)」も作ります。

ローカルで小規模のコード作成を行うので、VS Code+Gemini CLIの環境と、ChatGPTの「GitHubコネクター」+ VS Code + PlatformIO+ VS Codeの拡張機能「ChatGPT – Work with Code on macOS」の環境を試行する。

次に、ChatGPTの「GitHubコネクター」+ VS Code + PlatformIO+ vscodeの拡張機能「ChatGPT – Work with Code on macOS」の環境と比較する。

ChatGPTの「GitHubコネクター」+ VS Code + PlatformIO+ vscodeの拡張機能「ChatGPT – Work with Code on macOS」の環境を構築したのですが、この環境と、VS CodeにGemini CLIを導入した環境とを比較してください

GPT-5 の回答

了解です。ご指定の2環境を用途別に比較し、最後に使い分けの推奨フローも添えます。

比較サマリー

観点ChatGPT「GitHubコネクター」+VS Code+PlatformIO+「Work with Code on macOS」VS Code + Gemini CLI
位置づけChatGPT(+Codex)をエディタに統合。GitHubコネクターで特定リポジトリを安全に連携し、チャットからレビューや変更提案を受ける。オープンソースのCLIエージェントをVS Codeから使う。VS Codeネイティブの差分ビューで提案を適用できるIDE連携。 (Google Developers Blog, GitHub)
VS Codeとの統合OpenAIのCodex IDE拡張や「Work with VS Code」連携が用意。Mac/(Linux)で安定、Windowsは実験段階。サイドパネルで会話→適用が可能。公式ブログの拡張でエディタ内の差分適用・文脈把握を強化。ネイティブDiffで直接比較→適用。 (OpenAI Developers, Google Developers Blog)
GitHub連携ChatGPTのGitHubコネクターからアクセスするリポジトリを選択して許可。Codex Cloud側もGitHub接続前提のセットアップが公式に案内。PRレビューやクラウド委譲が可能。CLI単体はローカル中心。GitHub Actions用の公式Action(run-gemini-cli)でCIレビューや自動化に組める。 (OpenAI Help Center, OpenAI Developers, GitHub)
ローカル/クラウド実行ローカル編集+クラウド委譲(Codex Cloud)のハイブリッド。並列実行や大きめの変更をクラウドに出せる設計。ローカル主体(CLI)。ただしVS Code統合で大規模編集の提案→差分適用がしやすい。ワークフローはローカル中心。 (OpenAI Developers, Google Developers Blog)
セットアップと権限ChatGPT設定→Connectors: GitHub対象リポジトリを明示選択して権限付与。企業利用は管理者ガイドあり。gemini-cliの導入(OSS)。GoogleアカウントまたはAI Studio/Vertexのキーで利用。 (OpenAI Help Center, GitHub)
料金/プラン連携・機能はChatGPTプランに依存(Plus/Pro/Team/Enterpriseなど)。Gemini CLIはOSS個人GoogleアカウントでGemini 2.5 Proを無料利用可(より広い利用はAI Studio/Vertex)。 (OpenAI Help Center, blog.google)
PlatformIOとの相性VS Code内でPIOビルド/テストはそのままビルドログをサイドパネルに貼り、修正案→適用の往復がしやすい。VS Code統合+ターミナルでpio run等をそのまま実行し、ネイティブDiffで修正を適用する流れが自然。 (Google Developers Blog)
使いどころPRレビューの自動化クラウド並列での大改修選択リポジトリの安全な横断ローカルで軽快に試す/差分適用無料枠で広く試行Actionsでの自動レビュー導入。 (OpenAI Developers, GitHub)

長所・短所(要点)

ChatGPT+GitHubコネクター+「Work with Code」

  • 長所
    • リポジトリがコネクターで安全に選択的連携(組織/個別Repo単位)。 (OpenAI Help Center)
    • IDE拡張(Codex)+クラウド委譲で、大規模変更や並列試行を任せやすい。 (OpenAI Developers)
  • 留意点

VS Code+Gemini CLI

  • 長所
    • オープンソースで導入が軽い。VS CodeネイティブDiffで素直に適用できる。 (GitHub, Google Developers Blog)
    • 個人アカウントで2.5 Proを無料利用できる導線(より広い利用はAI Studio/Vertex)。 (blog.google)
    • GitHub Actionsrun-gemini-cli)でCIレビュー/自動修正の導入が容易。 (GitHub)
  • 留意点
    • 基本はローカル主体。大規模並列実行やクラウド環境の抽象化は自前構成(Actionsなど)で補う。 (Google Developers Blog)

どっちを選ぶ?(実運用の指針)

  • PRレビューを強化したい/選択Repoへの安全連携が重要:
    ChatGPT+GitHubコネクター を主軸に。Codex Cloudで大改修の並列提案→PR化までを一気通貫。 (OpenAI Developers, OpenAI Help Center)
  • ローカルで軽快に回しVS Codeの差分で即適用したい/無料枠で幅広く試したい
    Gemini CLI を主軸に。必要に応じてGitHub ActionsでCIレビューも付加。 (Google Developers Blog, blog.google, GitHub)
  • PlatformIOプロジェクトなら:
    • 失敗ビルドのログをコピー→AIに貼る→提案を適用→再ビルドの回転が速い方をメインに。
    • 大きな改修(リファクタ/設計変更)は ChatGPT+Codex Cloud、細かな反復は Gemini CLI の併用が効率的。 (Google Developers Blog, OpenAI Developers)

参考(一次情報)

必要なら、あなたの現在のプロジェクト構成(PIOのplatformio.ini、リポジトリ公開範囲、OS)を踏まえた最適な運用レシピ(例:PR作成〜自動レビュー〜ビルドログの貼り方〜適用手順)を作ります。

ChatGPT+GitHubコネクター+「Work with Code」の環境と、「VS Code+Gemini CLI」の環境を導入したので、エラー解決能力等を比較し使い勝手を調査予定。

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