下記の記事で、Matter規格が大型家電(白物家電)などにも採用されて、これからは何にでもMatterが乗りそうだと思っていたところ、Arduinoが、”Matter Discovery Bundle”という商品を発売したという記事を見つけたので調べてみた。

(注)本記事の内容は正確性を保証するものではない。
(2026年2月27日 追記)YouTube動画を追加しました。

Matter Discovery Bundleの概要

Nano Connector Carrier上にArduino Nano Matterが実装され、
Nano Connector Carrierが、3つのArduino Modulino ノードと接続されている状態
まず、その商品ページと、ドキュメントのページのURLを、NotebookLMのソースとして、それらのページを要約した。
NotebookLMによる要約
提供された資料は、IoTデバイス間の相互運用性を実現する新規格「Matter」に対応したArduino Matter Discovery Bundleの詳細を紹介しています。このキットの核となるのは、高性能なマイコンを搭載したArduino Nano Matterボードであり、開発を効率化する専用キャリアや3種類のセンサー・アクチュエーター用ノードが同梱されています。
利用者は全7章からなるオンラインカリキュラムを通じて、スマートホーム製品の試作やデバッグの基礎から実践までを体系的に学ぶことが可能です。AmazonやGoogleといった大手ブランドのプラットフォームと連携できるデバイスを、オープンソースハードウェアを用いて迅速に開発できる点が大きな特徴です。この製品は、教育現場での活用や既存家電のスマート化、さらには市場投入を目的としたプロトタイピングまで、幅広い用途に対応しています。
以降、ChatGPT 5.2 Thinkigにより詳細を調べた。
Arduinoが、”Matter Discovery Bundle”を発売したという記事があったので調べてください。
・Arduino Says Matter Education Matters, Launches the Arduino Matter Discovery Bundle – Hackster.io
・Arduino launches Matter Discovery Bundle to simplify smart home and IoT development – Notebookcheck
ChatGPT 5.2 Thinkingの回答
2本(Hackster.io / Notebookcheck)の記事の内容を、Arduino公式情報(ブログ・ストア・データシート)も突き合わせて整理しました。
何が発表された?(結論)
Arduinoが 「Arduino Matter Discovery Bundle」 を発表・発売。Matter(特に Matter-over-Thread)を「学習→試作→相互運用テスト」まで一気通貫で始められる教育・プロトタイピング向けバンドルです。(Hackster)
同梱物(ハード構成)
Arduino公式ストア/データシートで明記されている同梱は以下です。(Arduino Online Shop)
- Arduino Nano Matter(ヘッダ実装済み)×1 (Arduino Online Shop)
- Nano Connector Carrier(Qwiic対応の拡張基板)×1 (Arduino Online Shop)
- Arduino Modulino ノード ×3(センサー/アクチュエータ)
- Latch Relay(ラッチリレー)
- Distance(距離)
- Thermo(温湿度)(Arduino Online Shop)
Notebookcheck も、この「Nano Matter + Connector Carrier(Qwiic)+ 複数Modulino」の構成を要点として書いています。(Notebookcheck)
“教育”が重要と言っているポイント(学習コンテンツ)
このバンドルの売りは、部品だけでなく 7章構成のオンライン学習カリキュラムが付いている点です。
(理論と実習を交互に進める構成)(Arduino Online Shop)
カリキュラム章立て(Arduinoストア記載):(Arduino Online Shop)
- Matter入門
- Nano Matterセットアップ
- Matterネットワーク展開
- Nano Matter実習
- Matter高度機能
- 製品評価の観点
- 次のステップ/実運用
さらにデータシートには、コース修了で 「Arduino Certified Engineer」資格(Matter開発)」のクレデンシャル獲得に触れています。(Arduino Docs)
(ここが「Matter Education Matters」というHacksterの見出しに繋がる核心だと思います)(Hackster)
使う上で注意(Thread境界ルーターが必要)
Notebookcheckが強調している重要点:
これは Threadベース(Matter-over-Thread)のため、実際にスマートホームネットワークへ参加させるには Border Router(境界ルーター)が必要。例としてApple TV 4K / HomePod などを挙げています。(Notebookcheck)
→ つまり「買っただけで単体でスマートホーム参加」はできず、環境側の準備が要ります。
何ができる想定?(用途例)
データシートでは、用途として次のような想定が書かれています。(Arduino Docs)
- 複数エコシステムで動くMatter対応デバイスの試作
- 温湿度センサーなどのスマート化(Apple Home / Google Home / Amazon などへの統合例に言及)(Arduino Docs)
- 既存家電・アナログ機器のスマート化(レガシー機器の変換)(Arduino Docs)
- 相互運用テスト/認証準備(CSA認証に向けた検証ベンチ的利用)(Arduino Docs)
価格と入手先
Arduino公式ストア(米国ストア表示)では $61.04。(Arduino Online Shop)
2記事の“観点の違い”まとめ
- Hackster.io:教育・学習(Bett教育イベントでのティザー後に正式発表、という文脈)と「試して学ぶ」方向の語り口。(Hackster)
- Notebookcheck:実運用上の前提(ThreadなのでBorder Routerが要る)と、バンドルの具体構成・価格を手早く整理。(Notebookcheck)
「Arduino Matter Discovery Bundle」の同梱品について詳細を表にまとめてください。また、関連アプリがあれば、それについても表に追記してください。同梱品については、各同梱品の機能・利点の情報も付けてください
ChatGPT 5.2 Thinkingの回答
以下に Arduino Matter Discovery Bundle(AKX00081) の同梱品を、機能・利点つきで表にまとめました。
(公式ストア/公式データシート中心) (Arduino Online Shop)
同梱品(ハードウェア)一覧
| 区分 | 同梱品(公式名称) | 主な役割 | 主な機能(要点) | 利点(このバンドル視点) | 接続/電源の要点 |
|---|---|---|---|---|---|
| メイン基板 | Arduino Nano Matter (ヘッダ実装済) | Matterデバイス本体(開発ターゲット) | Thread(802.15.4)/ BLE 5.3 などの無線、MGM240S(Cortex-M33)搭載、USBデバッグ対応 | Matter-over-Threadの実機開発を小型ボード1枚で開始できる。USBデバッグで検証が速い | USB-C、Thread/BLE。 (Arduino Online Shop) |
| 拡張キャリア | Nano Connector Carrier(ASX00061) | “つなぐだけ”の配線ハブ | Qwiic 1口、Grove 4口、microSDスロット、Nano用ソケット(二列) | Modulino/Qwiicをハンダ無しで増設でき、microSDでログも簡単 | Qwiic/Grove、microSD。基板寸法や構成はデータシート明記 (Arduino Docs) |
| センサー | Modulino Thermo(ABX00103) | 温湿度入力 | HS3003で温度・湿度測定、I2C(Qwiic/3.3V) | “環境値→Matter化”の題材がすぐ作れる(室内環境/ログ等) | I2C(Qwiic, 3.3V) (Arduino Docs) |
| センサー | Modulino Distance(ABX00102) | 距離/近接入力 | ToF(VL53L4CD系)で距離計測、近接検知やトリガ用途 | “人が近づいたらON”等、スマートホーム的なトリガが作りやすい | I2C(Qwiic)/ToFセンサー搭載 (Arduino Docs) |
| アクチュエータ | Modulino Latch Relay | 外部負荷のON/OFF | ラッチングリレー(状態保持)、I2C制御、DC最大30V/5A(バンドル資料) | “実際の負荷を動かす”まで一気に試作でき、省電力(ラッチ)で実運用寄り | I2C(Qwiic)。 スイッチ容量は資料に明記 (Arduino Docs) |
補足:Hackster記事に「250VAC」相当の記述がありますが、少なくともバンドルの公式データシート側では +30V DC @ 5A とされています(AC用途として扱わない方が安全です)。 (Arduino Docs)
付随する学習コンテンツ(同梱扱いの“アクセス権/教材”)
| 区分 | 名称 | 内容 | 利点 |
|---|---|---|---|
| オンライン教材 | 7章カリキュラム (専用コース) | Matter入門〜ネットワーク展開〜実装〜評価まで(7モジュール) | “ハードは揃ったけど次に何する?”を潰して、最短でMatter試作→検証へ進める (Arduino Online Shop) |
関連アプリ/サービス(あれば表に追記)
※「このバンドルを使う上で、実際に関わる/関わりやすいもの」をまとめています。
| 区分 | アプリ/サービス | 何に使う? | 関連ポイント |
|---|---|---|---|
| 開発環境 | Arduino IDE | Nano Matterへの書き込み、シリアル/デバッグ | Nano Matterのユーザーマニュアル/ドキュメント導線あり (Arduino Docs) |
| 学習 | Arduino Courses(コース平台) | 上記7章カリキュラムの受講 | バンドル紹介で「専用カリキュラム」へのアクセスが明記 (Arduino Blog) |
| クラウド | Arduino Cloud | (用途次第で)データ可視化/連携の選択肢 | Nano Connector Carrierはログ/ストレージ面(microSD)と相性。Modulino側のストア説明でもCloud対応に触れられています (Arduino Official Store) |
| スマートホーム側 | Apple ホーム (Homeアプリ) | Matterデバイスのコミッショニング(参加)・操作 | Matter-over-Thread運用ではThread Border Router(Apple TV/HomePod等)が前提になりがち (Notebookcheck) |
| 連携/ハブ | Home Assistant(任意) | Apple Homeと並行で状態取得・自動化・外部連携 | Matter統合でデバイスを取り込み、UNO QなどへHTTP/MQTTで渡す“中継役”にできる (Arduino Official Store) |
「バンドルの Nano Matter + Modulino 3種 を使ってApple Homeにつなげる」ということですが、どのような手段でApple Homeに繋がるのですか
ChatGPT 5.2 Thinkingの回答
物理的には、「Nano Matterが“無線(Thread)でAppleのThreadネットワークに参加し、Apple TV/HomePodが“境界ルーター(Border Router)”として中継する」ことで Apple Home に繋がります。
Modulino 3種は Apple Home へ直接つながるのではなく、Nano Matter に有線(I2C/Qwiic)でぶら下がって“センサー/リレーとしての値・状態”をNano MatterがMatter属性にして無線で送る、という役割です。(store-usa.arduino.cc (Arduino Online Shop))
つながる“手段”を分解するとこうなります
1) Modulino 3種 → Nano Matter(有線)
- Modulino Thermo / Distance / Latch Relay は、基本的に I2C を使う拡張ノードです。
- バンドルの Nano Connector Carrier を介して、Qwiic(I2Cのコネクタ規格)で「挿すだけ接続」にできます(ハンダ無しで拡張しやすい)。(docs.arduino.cc)
ここは“スマートホーム接続”ではなく、単に Nano Matterがセンサー/リレーを読むためのローカル配線です。
2) Nano Matter → Apple Home(無線:Matter-over-Thread)
- Nano Matterは、IEEE 802.15.4(Thread)とBLEを持ち、Matter-over-Threadのデバイスとして動作できます。(Arduino Official Store)
- Apple Homeへ追加する時は、iPhoneのホームアプリで“Matterアクセサリ追加”を実施します。
(QR/セットアップコード、または近接)(Apple サポート)
実際の運用時、Nano Matterは Threadメッシュに参加してデータを流します(Wi-Fiではありません)。
3) Thread Border Router(Apple TV / HomePod)が“橋”になる(無線⇄IP)
- Threadメッシュは、そのままだと家庭LAN(IPネットワーク)に出られないので、Thread Border Routerが必要です。
- Appleの場合、その役を Apple TV 4K(Thread対応モデル)/ HomePod mini / HomePod(第2世代)が担い、Thread側と家庭LAN側の“境界”を中継します。(docs.arduino.cc)
つまり「どの経路で繋がるか」の1行まとめ
Modulino(I2C/Qwiic有線) → Nano Matter(Matterデバイス) → Thread無線 → Apple TV/HomePod(Border Router) → 家庭LAN → iPhoneのHomeアプリ(Apple Home)
追加で重要:セットアップ時だけ使う無線(BLE)
Matter/Threadデバイスは、初期登録(コミッショニング)時に BLE を使ってスマホとやり取りし、Threadネットワーク参加情報などを受け取る流れが一般的です(その後の通常通信はThread)。
Nano MatterもBLEを搭載しているので、この流れに乗れます。(Arduino Official Store)
よくある誤解の確認
- ModulinoがApple Homeに直接つながる:×
→ ModulinoはNano Matterの周辺機器で、Homeに見えるのはNano Matterが提供する“アクセサリ(サービス/属性)”です。(Arduino Online Shop) - Wi-FiでApple Homeへつながる:このバンドルの主眼は×(Thread)
→ Apple TV/HomePodがBorder Routerとして働く前提が記事でも触れられています。(Notebookcheck)
Thread Border Routerの条件
Thread対応のApple TVとは具体的にどの商品ですか
ChatGPT 5.2 Thinkingの回答
「Thread対応のApple TV(=Apple HomeでThread Border Router / Thread対応ホームハブになれるApple TV)」として、具体的に該当するのは次のモデルです。
Thread対応のApple TV(確実に該当)
- Apple TV 4K(第2世代 / 2021)
→ Thread対応(Threadベースのアクセサリに必要な“Thread対応ホームハブ”として扱われます)。 (Appleサポート) - Apple TV 4K(第3世代 / 2022)Wi-Fi + Ethernet(128GB)
→ Thread対応(Appleの「Thread対応デバイス」一覧にもこちらが明記)。 (Appleサポート)
注意:同じ第3世代でも“Thread非対応”がある
- Apple TV 4K(第3世代 / 2022)Wi-Fi(64GB)は、Thread Border Routerとしては対象外(Threadが無いモデルとして扱われます)。 (Apple Support Community)
Thread非対応(除外してOK)
- Apple TV 4K(第1世代 / 2017, A1842)はThread非対応。 (Apple Support Community)
いま買うならどれが安全?
迷ったら 「Apple TV 4K 第3世代 128GB(Wi-Fi + Ethernet)」 を選ぶのが安全です(Thread対応が明確)。
(Appleサポート)
手元のApple TVがThread対応か確認する方法(短い手順)
- 設定アプリでモデル(第何世代/容量)を確認
- 第2世代ならOK、第3世代なら 128GB(Ethernetあり)ならOK、64GB(Wi-Fiのみ)はNG
(モデル番号で判定したい場合は「A2843(128GB)」などの型番確認が便利です) (Apple Support Community)
(参考)チュートリアルについて
「Homeに、Lightbulbとして表示され、それに対する操作によってリレーが開閉する構成について、実現する方法を教えてください
ChatGPT 5.2 Thinkingの回答
Apple Homeに「照明(Lightbulb)として表示され、ON/OFFでリレーを開閉」したいなら、ベースは Arduino公式の “Matter Smart Relay(Lightbulb)” チュートリアルが一番近道です。 (Arduino ドキュメント)
ベースにすべきもの(結論)
✅ 推奨:Arduino公式「Matter Smart Relay with the Arduino Nano Matter」
- Home側の見え方が最初から “Lightbulb(オン/オフ)” になる前提で書かれていて、リレー制御に直結します。 (Arduino ドキュメント)
- チュートリアル内の「リレー制御部分」を、Modulino Latch Relay(I2C)を叩く処理に置き換えるだけで、目的の構成になります。
実装方針(どこを差し替える?)
1) Matter側(Homeに見せる“型”)はそのまま
- 「Lightbulb(OnOff)」として公開する部分は、チュートリアルのまま使うのが最短です。 (Arduino ドキュメント)
2) 物理出力だけ差し替える
- チュートリアルは多くの場合、例として GPIOをON/OFF(digitalWrite等)します。
- そこを Modulino Latch Relay の制御(I2C)に置き換えます。
- 例:
setRelay(true/false)の中身を「ラッチリレーON/OFF」処理にする - MatterのON/OFFイベント(コールバック)→
setRelay()を呼ぶ構造にすると見通しが良い
- 例:
代替案(用途で選ぶ)
◯ コンセント(Outlet)として見せたい場合
- Lightbulbではなく「スマートプラグ」に見せたいなら、Outlet系(On/Off Outlet)のサンプルをベースにするのが自然です(ランプや家電の電源制御用途)。
(参考:Nano Matterの各Matterサンプルの導線はユーザーマニュアルで案内されています。) (Arduino ドキュメント)
ただし、あなたの要件は「HomeにLightbulbとして表示」なので、今回は Smart Relay(Lightbulb)が最適です。
(Arduino ドキュメント)
追加の注意(運用でハマりがちな点)
- デバイス種別(Lightbulb/Outlet)は、Home側の表示・自動化メニューに影響します。最初に「Lightbulb」で通すのが無難です。 (Arduino ドキュメント)
- まずは “オン/オフで確実にModulinoが切り替わる”ことだけ確認してから、Thermo/Distance連動の自動化に進むのが最短です。
