最近のAI関連の話題として、Google I/O 2025の発表内容に関するニュース、OpenAI がAIハードウェアスタートアップ「IO」を買収したというニュースがあるが、どちらも、スマートデバイス(AIデバイス)との連携という内容が含まれていたと思われ、このようなデバイスが使われていた外国のTV番組(日本語吹き替え)を思いだした。
まずはそれぞれのニュースの内容のうち、そのデバイスに関連すると思われる内容について説明する。
Google I/O 2025では、次のような内容が含まれていたようである(抜粋)
・マルチモーダルの進化
-テキストだけでなく、画像や動画、音声を組み合わせた応用が可能
・パーソナライズの進化
-パーソナルコンテクストとしての過去のデータを活用し、個人に最適化されたAI体験を提供
-ユーザーの嗜好や過去の行動に基づいた検索結果を提供
-ユーザーの次の行動を予測し、必要な情報やツールを事前に準備
・AIエージェントの進化
-スマートデバイスとの連携
-カメラや音声を活用したリアルタイムのサポートが可能
・XR(拡張現実)の進化
-ユーザーの視点を常に捉え、必要な情報を提供
OpenAI がAIハードウェアスタートアップ「IO」を買収したというニュースには次の内容が含まれていたようである(抜粋)
・消費者向けAIデバイスの開発
・スクリーンを超える体験を提供するデバイスの開発
・スマホの完成度が高い中、新デバイスの差別化が課題
これらの2つのニュース、特にGoogle I/O 2025で語られたスマートデバイスには、次のようなデバイスが含まれる可能性がある。
常に起動され、メール等の文字情報のほかに、ユーザーが見聞きしている映像や音などをリアルタイムで捉えることにより、(ユーザーが言葉や文字で状況を説明しなくても)、必要な情報を音声で提供してくれるデバイス
このようなデバイスを使うスパイ(エージェント)のTV番組があったことを思い出したので、ChatGPT 4oに探してもらった。
※ 別途、Google検索で、キーワードによる番組検索を行ったが、ChatGPT 4oの回答ほどの情報は得られず、ChatGPT 4oに長文の質問(あいまいな情報も含む)ができたからこと、探し出せたことが分かった。
昔、searchまたはresearchという番組名でテレビ放送されていた番組の情報を探してください。
その番組の内容は下記の通りです。
・番組の主人公は、工作員またはスパイである。
・ネクタイピンにはカメラが内蔵されており、その映像を本部で複数の仲間が見ている。
・カメラはX線カメラにもなり、鍵の内部構造を、本部の仲間たちが見ることができ、開錠するための操作を主人公に音声で指示する。
・本部にいる仲間は、複数の人種を含んでいるので、さまざまな言語の翻訳をして主人公に翻訳結果を音声で伝える。
ChatGPT 4oの回答
お探しの番組は、1972年から1973年にかけてアメリカのNBCで放送されたSFスパイドラマ『Search(サーチ)』である可能性が高いです。

(https://www.youtube.com/watch?v=PwQffvhjD5A)より」
📺 番組概要
- タイトル:『Search(サーチ)』
- 放送期間:1972年9月13日 ~ 1973年8月29日(全23話)
- 制作:レスリー・スティーヴンス(『The Outer Limits』のクリエイター)
- 主演:ヒュー・オブライエン、トニー・フランシオサ、ダグ・マクルーア、バージェス・メレディス など
- ジャンル:サイエンスフィクション、スパイアクション
- 放送局:NBC(アメリカ)
🕵️♂️ 番組の特徴と内容
『Search』は、架空の国際的な探偵組織「World Securities Corporation」のエリート捜査官「プローブ(Probe)」たちの活躍を描いた作品です。彼らは、ネクタイピンやリングなどの装飾品に偽装された小型スキャナー(カメラ、マイク、送信機内蔵)を装着し、本部の「プローブ・コントロール」からリアルタイムで監視・支援を受けながら任務を遂行します。この本部には、多言語に対応する翻訳者や医療・電子機器の専門家が常駐しており、捜査官の生命維持データや周囲の状況を分析し、必要な情報や指示を即座に提供します。
また、スキャナーにはX線機能が搭載されており、鍵の内部構造を透視して本部に送信し、専門家が開錠手順を指示するシーンも描かれています。このような高度なテクノロジーとチームワークが、番組の大きな魅力となっています。
🌍 国際的な放送とタイトル
『Search』はアメリカ以外でも放送され、各国で異なるタイトルが付けられました:
- イギリス:『Search Control』
- スペイン:『Investigación』
- イタリア:『Search』
- アルゼンチン:『Operación Rescate』
- ブラジル:『Controle Remoto』
💿 ホームメディア
2014年2月4日、Warner Bros.は『Search:The Complete Series』をDVDでリリースしました。このDVDセットには、全23話とパイロット版『Probe』が収録されています。
🔍 関連リンク(リンク省略)
- Wikipedia(英語):
- パイロット版『Probe』について:
もしこの番組についてさらに詳しい情報や、視聴方法などをお知りになりたい場合は、お気軽にお尋ねください。
ネット配信で視聴できますか
ChatGPT 4oの回答
1972年から1973年にNBCで放送されたアメリカのSFスパイドラマ『Search(サーチ)』は、現在、日本国内の主要な定額制ストリーミングサービス(Netflix、Amazon Prime Video、Hulu、U-NEXTなど)では配信されていないようです。
📺 視聴可能な方法
1. Internet Archive(インターネットアーカイブ)での無料視聴
一部のエピソードは、非営利のデジタルライブラリであるInternet Archiveにて無料で視聴およびダウンロードが可能です。以下のリンクからアクセスできます:
🔗 Search Volume 1 – Internet Archive
2. YouTubeでの視聴
YouTubeには、ファンがアップロードしたエピソードや関連映像がいくつか存在します。公式な配信ではありませんが、以下のリンクからプレイリストをご覧いただけます:
🔗 Search TV Series (1972-73) – YouTube プレイリスト
3. DVDの購入
『Search: The Complete Series』は、全23話を収録した6枚組のDVDセットとして販売されています。以下のオンラインショップで購入可能です:
- Amazon.com: 🔗 Search: The Complete Series – Amazon
- Monsters In Motion: 🔗 Search The Complete TV Series 1972-73 DVD Set – Monsters In Motion
- eBay: 🔗 Search: The Complete Series – eBay
これらのDVDはリージョン1(北米向け)であるため、日本で再生するにはリージョンフリーのDVDプレーヤーが必要です。また、音声は英語のみで、日本語字幕は付属していない可能性が高いです。
🔍 まとめ
- 定額制ストリーミングサービス:日本国内では未配信。
- 無料視聴:Internet ArchiveやYouTubeで一部エピソードが視聴可能。
- DVD購入:Amazon.com、Monsters In Motion、eBayなどで購入可能(リージョン1、英語音声)。
(補足)
Youtube動画(抜粋)
・「Probe Theme & Search TV Series aka Search Control theme with pics of stars & guests」
(https://www.youtube.com/watch?v=xH4BigDdCPM)





・Probe / Search Main Theme (cover, older version)
(https://www.youtube.com/watch?v=TiKWcYHoCGk)

TV番組「Search」では、リングやペンダントに偽装した小型スキャナーを身につけた捜査官を、本部に常駐している専門家や上司がサポートしており、それらの専門家たちは、NASAの管制室のような「プローブ・コントロール」に居て小型スキャナーが捉えた映像や音声を全員が見聞きして、適切なアドバイスや翻訳結果を捜査官にリアルタイムに伝えていた。このようなサポートを受けられる捜査官に最低必要な能力は、打たれ強さなどの身体能力、戦闘力、諦めない精神力、状況の変化に迅速に対応する適応力、専門家の長く難解な説明を短時間で理解して応用する理解力、即座に実行する実行力、専門家にはできない突飛な発想を行う発想力ということになるのかもしれない。
このTV番組の「プローブ・コントロール」が丸ごとAI(AIエージェント)に対応し、このTV番組の小型スキャナーがスマートデバイスに対応すると考えれば、このTV番組と、Google I/O 2025で発表されたスマートデバイスとはよく似ている。
将来、スマートデバイスが、ローカルAIと大容量メモリと大容量電源を備えれば、通信できない場合はローカルAIが、見聞きした情報を大容量メモリに保存してユーザーをサポートし、時々サーバーAIと情報を共有して、より良いアドバイスをするというようになるかもしれない。また、備えたセンサでユーザーの健康状態を常に監視し、ローカルAIが適切なアドバイスをしたり、ユーザーが意識を失った際などにローカルAIが緊急通報してくれるようになるのかもしれない(一部の緊急通報は実現されている?)。さらに、ユーザーの予定をメール等で確認して、出張先の情報をスマートデバイスの大容量メモリに予め保存しておくというような先読みのサポートができるようになるのかもしれない。